これも人間にロケットを付けるというよりはロケットに人間を付ける形になるかもしれんが 管理人より:ちょっとコテハンの「Kひげ」さんが独自理論を展開して、スレが荒れてたのでだいぶんカットして意味不明になってます。 ... 1001: 名無しにかわりましてロン速 がお送りします :2012/04/24(火) 19:40:00.00 ID:ronsoku2. ハエは、確かに物事を深く考えることはできないかもしれませんが、意思決定の速さは超一級。甘く見てはいけません。自分を捕まえようと必死の形相の私たちを横目で眺めつつ、「人間ってのろまだな〜」なんて、余裕でつぶやいているかもしれませんね。 「そ、それは、俺ハエなのに、人間の道具を使って移動しているすげえ奴という意味なんだよ」 「まあ、すごくねえけど、俺もよく使うからね」 なんだよ。俺が飛んでるわけじゃねえのか。興奮して損したぜ。 まあ、電車って便利なものを発見できたのは収穫だった。これにさえ乗れば短時間 3. 家の中でハエを追い、靴を振り回して叩こうとしてもあえなく失敗。こんな経験がある人は、不思議に思ったことがあるだろう。いったいどうやって、あんなに速く動けるのか? こちらが何を考えているか、読めるのか?BBCワールドサービス番組結論から言えば、あなたや私と比べるとハエは世界をスローモーションのように見ているから。それが答えだ。たとえば、時計の針を見てもらうといい。あなたという人間にとって、針は決まった速度で動いている。しかしカメにとってはその倍の速度に見えるし、ハエにとっては4分の1の速度でのろのろと動いている。つまり時間の感覚は、生物の種類によって異なるのだ。生物は周囲の世界を連続的な映像として見ているため、この違いが起きる。実際には、眼が捉えて脳に送った画像を、1秒あたり何コマと決まったコマ数でつなぎあわせている。人間が外界を認識する速度は1秒60コマ、カメは15コマ、ハエは250コマだ。脳の画像処理速度は、「フリッカー融合頻度」と呼ばれる。一般的に、生物の個体が小さければ小さいほど、臨界フリッカー融合頻度が速い。とりわけハエについては、私たちはとてもかなわない。ケンブリッジ大学のロジャー・ハーディー教授は、ハエの眼の仕組みを研究しており、ハエのフリッカー融合頻度を測る実験を行っている。「仕留めたか?」と思っても、人間の一瞬はハエにとってゆっくり過ぎていく「フリッカー融合頻度とは単に、連続した光として認識されるためには、どのくらい速い点滅速度が必要かという指標です」とハーディー教授は言う。教授はハエの眼の中にある、生きた感光性の細胞(光受容体)に小さなガラスの電極を挿入する。そしてLEDを点滅させ、点滅の間隔を次第に短くする。LEDが点滅するごとに光受容体に小さな電流が生じ、コンピューター画面にグラフとなって表示される。最速のハエは、1秒間に400回の点滅を個々の光の点滅として捉えることができる。人間より6倍以上速い。生物で最も速い視力を持つのは文字通り、「キラーフライ」(殺人ハエ、ムシヒキアブ)と呼ばれる種だ。欧州固有のごく小さな捕食生物で、他のハエに対して驚異的な速さで反応し空中で捕える。ケンブリッジ大学の「ハエ研究所」で、パロマ・ゴンザレス・べリード 博士はメスのキラーフライが入った特殊な撮影用の箱の中にミバエを餌として放ち、キラーフライの狩猟動作を見せてくれた。ゴンザレス・べリード博士は録画メモリー付きのスローモーションビデオカメラを使い、1秒1000フレームの解像度で録画する。接続したコンピューターで常に映像を記録し、12秒ごとに上書きして保存している。ハエが動くと、博士はボタンをクリックして最後の12秒間を別個に保存する。「私たちの反応速度はあまりに遅くて、何かがあったから録画を止めようととしても、それはすでに終わってしまっている」とゴンザレス・べリード博士は言う。要するに私たちは、録画したいハエの動作が終わってしまう前に、録画ボタンを押すことさえできない。それほど速いのだ。撮影箱の中にキラーフライとその餌となるミバエを入れると、最初の内はキラーフライは動かず止まったままだ。しかし、1匹のミバエが7センチほど飛び上がると、キラーフライがパッと動いたかと思うと、次の瞬間、箱の底で震えるミバエに食いついていた。コンピューター上のスローモーション映像を見ないと、何が起こったか分からない。キラーフライは飛び上がり、ミバエの周り3周してつかもうとした後、逃げようとするミバエをうまく前脚で捕えていた。飛び上がってから着地するまでの一連の動作は1秒しかかかっていない。人間の目には、一瞬のまたたきにしか見えない。つまり逆に言えば、人間がハエを叩こうとする手の動きは、向こうにしてみればカタツムリなみにノロノロしているのだろう。キラーフライの眼には、他のハエより大量のミトコンドリアが含まれているかもしれないパロマ・ゴンザレス・べリード博士は特殊な撮影用の箱を使い、キラーフライを研究する他の種のハエと比べて、キラーフライの速度は驚異的だ。これが可能なのは、キラーフライの眼の中の感光性の細胞が、他のハエより多くのミトコンドリア(生体細胞の「バッテリー」)を含んでいるからだ。ミトコンドリアは細胞のバッテリーのような働きをする。よって動きの速い映像は遅い映像よりも多くのエネルギーを必要とするのだろう。これは、全ての眼が一番速いフリッカー融合頻度に対応できるようになっていないことを説明している。キラーフライは肉食性なので、高エネルギー細胞が必要とする大量のエネルギーを供給できる。しかし、たとえ私たちの眼の細胞に同数のミトコンドリアが含まれていたとしても、ハエと同じように速度を捉える視力を手にすることはない。ハエの感光性細胞は、脊椎動物とは全く構造が異なるからだ。眼の構造の違いは、進化の起源の違いに由来する。ハエは節足動物、ヒトは脊椎動物で、7億~7億5000万年前からまったく異なるの眼の構造を進化させてきた。ハエの眼は、眼の中を通る光の経路に対して水平に並ぶ、細い糸状の構造体の集合で光を捉えるように、進化してきた。ハエの眼の構造体は光に対して機械的に反応する。一方で、脊椎動物の眼には光に対面する長い管状の細胞が並ぶ。基部にある化学物質が光に反応するのだ。ハーディー教授は、ハエの眼の構造について研究している。「少ない光量に対して多くの信号を送ることができるという意味で、感覚は非常に鋭い。そして脊椎動物の管状あるいは円錐状の構造に比べて反応が速い」と教授は言う。ロジャー・ハーディー教授はハエの視覚系を研究しているなぜハエの眼が光に敏感なのか、理由は幾つかある。しかしハーディー教授は、管や円錐の構造が光に対して化学的に反応するのに対して、ハエの視覚は機械的に反応していると発見した。機械的な反応は、より速い神経信号の伝達を可能にする。さらに、神経の刺激伝達速度には限界がある。大きな脊椎動物と比較してハエの眼からハエの脳への神経の経路は短いので、処理の速度もその分だけ迅速になる。脊椎動物の中にも、視覚反応が人間よりずっと速い種類はいる。個体として小さいこと、そして飛ぶことができるかどうかは、視覚の速さと呼応しているようだ。これはつまり、小さい飛行動物は、障害物の接近に飛行中に素早く反応しなくてはならないからかもしれない。最も速い視覚を持つのは、ハエを空中で捕えることのできる種だ。脊椎動物に話しを戻そう。飛びながらハエを捕まえる小鳥、マダラヒタキの視覚について調べていたスウェーデン・ウプサラ大学の研究者たちは、マダラヒタキが1秒に146回の間隔で点滅する光を、連続的な光源と区別していることを発見した。実験に使った鳥は、光の点滅とごちそうを関連付けるよう訓練されており、最大146回というとても短い間隔で点滅する光を正確に見分けることができた。よってマダラヒタキのフリッカー融合頻度は146ということになる。これは人間の視覚の約2倍だが、平均的なハエよりは遅い。つまり、鳥はハエと同じように、時計の秒針の刻みを人間より遅く感じているということだ。ヒタキが餌にするハエよりも素早く動くためには、ハエよりも秒針の動きを遅く感じなければならないという進化圧がある。進化する過程で、「秒針をより遅く感じる」鳥のみが、餌よりも速く反応することができるので、より多くのハエを捕食し、より多くのひなを育て、速い視覚を次世代に伝えることができたというわけだ。速い視覚を持つ鳥に追われる立場のハエは、逃れるためにより速い反応速度を発達させていく。進化のレースは、鳥が出現するより前から始まっている。餌にされるハエは、飛ぶことを覚えて以来、キラーフライのような捕食するハエを逃れるためにより速い視覚と反応速度を発達させてきた。もし今度ハエを叩くのに失敗してしまっても、あまり落ち込まないことだ。あなたがハエを叩く動作はのろのろと鈍重でまるでスローモーションだが、それを無効化するハエは、その能力を何億年もの自然淘汰によって獲得したのだ。あなたとハエの間に流れる時間は、どうやら相対性に彩られているらしい。(英語記事 遺伝子操作がこれまでなかったほど進んだブタをつくり出し、人間の臓器移植のドナー不足に対応できる可能性に米研究チームが一歩近づいた。10日付の米科学誌「サイエンス」で論文が発表された。ハツカネズミは1万5000年前から人間と共に暮らしてきたという研究成果が報告された。化石調査の結果、共生の歴史は従来思われていたよりも古く、農業の草創期より前にさかのぼるという。オランウータンの鳴き声を長年にわたり調べてきた英ダラム大学の研究者が、人類の言語の発声の手がかりを得られるかもしれないと報告した。地上で最も速く走る哺乳類、しなやかで素早いチーターの数が激減し、急速に絶滅に向かっていることが新しい研究で分かった。ミャンマー北東部で発見された琥珀の中に、羽根に覆われた恐竜のしっぽが保存されていたことが明らかになった。「ルーシー」の愛称で知られる人類の祖先は、どこかとても高い場所、おそらく木の上から落ちて死んだのではないか。そんな可能性を示す新たな証拠が見つかった。マンモスが絶滅した理由は飲み水不足だったとする仮説がこのほど、米国科学アカデミー紀要に掲載された。馬は人間のうれしい表情と怒った表情を見分けられるという。英サセックス大学の研究チームが研究成果を報告した。新型コロナウイルス感染の「第2波」に対する懸念が欧州で高まるなか、感染者が急増するスペイン北東部カタルーニャ州ではナイトクラブや深夜営業のバーを2週間閉鎖する措置をとった。北朝鮮・開城市で新型コロナウイルスの感染が疑われる事例が発生し、24日から同市を完全封鎖したと、同国国営メディアが26日に報じた。北朝鮮はこれまで、国内では感染者は1人も出ていないと主張していた。1960年代のアメリカの公民権運動の象徴的存在で、17日に膵臓(すいぞう)がんのため80歳で亡くなったジョン・ルイス下院議員の追悼式が25日、故郷アラバマ州トロイで行われた。新型コロナウイルスのアウトブレイク(世界的流行)はイギリス人の家計に大打撃を与えている。英議会下院の情報安全保障委員会は21日、英政府はロシアの脅威を「甚だしく見くびり」、必要な対応を怠ったとする調査報告書を公表した。新型コロナウイルス対策のため自宅で働く人が急増し、それに伴い仕事中の家族の姿を初めて見るという人が続出している。日本でスポーツをする若者たちは練習中、身体的、言語的、性的な虐待を受けてきたとする報告書を、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が20日、発表した。ツイッターの米著名人アカウントが多数ハッキングされた。多くの疑問の答えはまだ出ていないが、ほとんどの人が納得することが1つあるとすれば、もっとひどい被害が出ていた可能性があるということだ。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が始まって以来、新型ウイルスによる公式の死者数よりも多く、平年より多くの死者が出ている国々がある。



ハエを侮ることなかれ。最近の研究で、身体の小さい生物ほど、知覚する時間の流れが遅いことが明らかになりました。短時間に起きる周囲の動きを細かく察知することで、自分よりもずっと身体の大きな捕食者からうまく逃げているそうです。つまり、昆虫や小鳥が1秒間で見る視覚情報の量は、ゾウよりもずっと多いということ。食べる側と食べられる側の違いは、視覚情報の処理速度にあるのかもしれません。研究を行ったのは、アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジのケヴィン・ヒーリー氏とアンドリュー・ジャクソン氏ら。論文は、雑誌「Animal Behaviour」に掲載されています。ヒトでも、時間の感じ方には個人差があります。スポーツ選手は、一般人よりも視覚情報を速く処理できる傾向が強く、熟練のゴールキーパーがボールが向かって来る方向を瞬時に察知できるのはこのためです。また、ヒトの視覚情報の処理速度は、加齢にも関係しています。若い時はすばやく反応できても、歳をとると反応が鈍くなりますよね。研究チームは、さまざまな生物の時間知覚の違いを調べるため、別の研究チームが「臨界フリッカー融合頻度」と呼ばれる尺度を用いて計測したデータセットを収集しました。この尺度は、動いている物を認識する能力を客観的に比較する尺度の1つ。点滅する光を見る時、点滅速度が速くなるほど光が繋がって点灯状態のように見えますが、どの点滅速度まで点滅として捉えることができるかを測ります。分析の結果、生物の身体のサイズと、視覚情報に対する反応の速さに、強い相関があることが分かりました。つまり、身体の小さな生物ほど視覚反応が速く、身体の大きな生物ほどその反応が鈍くなるということです。私たち人間は、自動車や航空機の改良を重ねることで「もっと速く移動したい」という願望を叶えるための努力に余念がありません。ですが、そこには常に、人間の視覚情報処理の限界が存在しています。ジャクソン氏は、「より速い移動を求めるならば、コンピュータアシストの力を借りるか、または薬剤を使ったり、最終的には移植を行うことによって、ヒトの視覚システムの強化を測る必要があるでしょう」と語っています。調査対象の中で、軍を抜いて「俊敏な」生物は、ずばりハエでした。ハエの目は、ヒトの目の4倍の速度で視覚刺激に反応するそうです。どおりで、ハエたたきのヒット率が低いわけです…。対して、「トロい」生物ナンバーワンは、深海に住むワラジムシ。1秒間に知覚できる光の点滅はわずか4回でした。点滅速度をそれ以上にすると、ワラジムシは混乱し、光がずっと点灯しているものと勘違いしてしまいました。そのスローさが、なんとも憎めません。「私たちは、ある生物にしか知覚できない緻密な世界が存在することを理解しはじめたばかりです。彼らが見ている世界が私たちが見ているものと異なるかもしれないことを考えることは興味深いです」と、ジャクソン氏は語っています。そして忘れてはいけないのが、目がいくら迅速に脳へ情報を送っても、脳も目と同じスピードで送られてきた情報を処理できなければ、無意味だということ。つまり、身体の小さな生物は、それだけ脳の処理速度も速いのです。ハエは、確かに物事を深く考えることはできないかもしれませんが、意思決定の速さは超一級。甘く見てはいけません。自分を捕まえようと必死の形相の私たちを横目で眺めつつ、「人間ってのろまだな〜」なんて、余裕でつぶやいているかもしれませんね。 人間が外界を認識する速度は1秒60コマ、カメは15コマ、ハエは250コマだ。 全て相対的 脳の画像処理速度は、「フリッカー融合頻度」と呼ばれる。