独自の目線で気になるネット情報をお届けしたいと思います。フォローする 現在、画材屋で売られている絵具の種類は、大きく分けて油絵具、水彩絵具、アクリル絵具の3種類があります。 また、アクリル絵具には通常のモノとは別に「アクリルガッシュ」と言う種類があり、知識が無いとどっちを買えばいいのか迷う事になります。 そして、当然ながら「同じアクリル」でも名前が違ってる分「その性質も異なる」ので、ひょっとすると間違った絵具を使う事で制作がうまく行かない事もあるか知れません。 そこで今回は、アクリル絵具とアクリルガッシュの違いや、向いてる作品の傾向についても紹介していきます!目次アクリル絵具とアクリルガッシュの一番の違いは、 そして、 また、アクリルガッシュ以外のアクリル絵具は、 そして、その内容を見分けるには、日本の絵具メーカーは表や裏に それ以外では、表や裏に四角いマスで「□・◩・■」と表記されているものがり、□のマークが透明で■が不透明と言う意味になります。 また、半分のマーク(◩)は そういう意味では、アクリルガッシュよりもアクリル絵具の方がアクリル絵具とアクリルガッシュの共通の効果としては、どちらも なので、通常の その為、どんどん色を重ねて また、「油絵具」も上からどんどん色を重ねて塗る事が出来ますが、乾くのに時間がかかるのがネックと言えます。 ただ、今は速乾性の溶き油やメディウムもあるので通常よりも早く乾かせますが、 しかし、アクリル絵具とアクリルガッシュは30分もすれば完全に乾きますし、ドライヤーを使えばもっと短時間に完全に乾かすことが可能となります。 その為、現在、画材屋で多く見かけるアクリル絵具の主なメーカーは以下の通りです。  ホルベインは1900年に創業された国内の老舗絵具メーカーで、昔からあるからか特に しかし、アクリル絵具の開発にも積極的で、現在あるアクリル絵具は そして、ホルベインのアクリル絵具の特徴はとにかく発色がきれいで、混色してもにごらないピュアな色彩がキープできる所です。 また、メディウム類も豊富にそろっているので、色を重ねるグレージングや絵具をチューブから出したままの厚塗りなど、どんな表現にも対応できるのも魅力と言えます。 さらに、価格も他のメーカーよりも ホルベインのアクリルガッシュは、 価格は「アクリル絵具」よりも そして、アクリルガッシュの特徴は全ての絵具が また、乾くとつや消しの  また、日本では1968年から発売が始まり、 そして、現在売られているリキテックスは ちなみに、レギュラータイプとソフトタイプの違いは絵具の硬さの違いで、ソフトタイプはレギュラータイプよりも なので、水をあまり使用しなくとも伸びるので、水が使えない野外のスケッチなどに向いてると言えます。 また、リキテックスを実際に使用した感じとしては、仕上がりが他のアクリル絵具よりも そして、リキテックスの価格は他のアクリル絵具よりも リキテックスの こちらも、通常の「アクリル絵具」よりも顔料濃度が高いため下の色を覆い隠す力が強いのが特徴です。 また、リキテックスも古くからあるメーカーなので好んで愛用している絵描きも多く、安心して使える絵具の一つと言えます。 ターナーは そして、ターナーの「アクリル絵具」は また、残りの25色はグレーや鮮やかな黄緑、パステル色など、混ぜないと作れない色となっていて、さらに深みを出す為にあえて違う顔料を混ぜて作られたモノとなっています。 ただ、他の絵具メーカーは そして、使用した感じとしては練りは柔らかめで、こちらも水をあまり使用しなくてもスーッと伸び、発色も良いのが特徴と言えます。 しかし、価格は他のメーカーよりも ただ、ターナーは「アクリルガッシュ」にすごい力を入れてるメーカーなので、アクリルガッシュは断然「ターナー」と言えます。 ターナーは1982年に国内で初めて そして、 これらは全て 特に そういう意味でも、アクリルガッシュで ターレンスはもともとオランダの絵具メーカーでしたが、1991年に日本のサクラクレパスが買収し、それ以後は また、ターレンスのアクリル絵具は そして、「アムステルダム」の大きな特徴としては なので、大きなキャンバスなどに絵を描く場合は大量の絵具が必要になる為、大容量で格安のアムステルダムはかなり重宝します。 もちろん、大容量で格安だからと言って絵具の質が悪いと言う事もなく、使用した感じは「リキテックス」に似た感じの仕上がりとなり、高い耐光性のある表面となります。 なので、アクリル絵具で100号などの ターレンスのアクリルガッシュは、 また、種類としては普通色全58色+特別職全9色+ホワイティシリーズ全13色の計80色があり、「ガッシュ」も相当な色が揃っているのが特徴です。 そして、アクリリック・ガッシュの方は容量が70mlとアクリル絵具よりも少なくなりますが、価格も安い所では350円くらいなので、非常にリーズナブルと言えます。 なので、容量が多くなるべく安いアクリルガッシュを求めてるなら、ターレンスのアクリルガッシュをおすすめします。 大きめの画材屋に行くと、聞いた事も無いようなメーカーの大容量のアクリル絵具が、めちゃくちゃ安い金額で売られてる場合があります。 ただ、それらも決して悪いものでは無いのですが、中にはいつも使ってるアクリル絵具と同じ名前でも 恐らく、安い絵具は なので、安いからと大量に色んな色を一度に購入すると後悔するハメにもなるため、妖しい安い絵具はとりあえず1本だけ購入して試した方が無難です。 ただ、下地用として使う場合は安い絵具で全然いいので、そのようなプロセスで絵を描く場合は安い海外のアクリル絵具もおすすめです(^^) アクリル絵具は、絵具に なので、作品の傾向としては 奈良美智さんのペインティング作品は、何層も色を重ねて作られていて、下の色が透けて見えるキラキラした深みのある色彩が魅力です。 また、透明性のあるアクリル絵具は厚塗りしても下の色が見えたりするので、比較的どんな作風でも色を重ねる事で深みのある色彩が無限に作れるのが特徴と言えます。アクリルガッシュは、絵具の なので、色を重ねて深みを出すようなものでは無く、 こちらも例を出すなら、同じく現代美術家の村上隆さんの作品が良い例ではないでしょうか。 こちらの作品のような、単一にムラなく面を塗って作る場合は、透明性のあるアクリル絵具よりも なので、複雑な色彩では無く そして、作品の傾向としてはタッチを生かしたような荒々しい作品では無く、「デザイン的」なオシャレな作品に向いてると言えます。 ⇒ 「アクリル絵具」も「アクリルガッシュ」も、 そして、これを知ってるのと知らないのとでは作品造りに大きな違いが出て来るので、出来れば作品の傾向にあった特性の絵具を選ぶ事が大事です。 また、「どちらか」と言う事では無く、特性を知った上で1つの作品で両方をうまく使い分ける事も出来る為、自分で色々試してやっていくのが一番と言えます。シェアするフォローする 乾燥が早くて乾くと耐水性になるアクリル絵具は非常に便利です。 なので、油絵のように濃厚な絵を描く場合も、溶き油や洗浄クリーナーなどの道... そこそこ絵が描けるようになると、「公募展」にチャレンジして実力を試してみたいと思うものです。 しかし、現在は相当な数の「公募展」があり...email confirmpost date日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)