tuttiiは、おうちにいながら合唱できる、世界初のリモート合唱プラットフォームです。合唱に参加したい人は、サイト上に登録された好きな合唱曲や、コラボしたい指揮者・ピアニスト・歌い手を選ぶことにより、自由に合唱に参加することができます。 tuttiiは、おうちにいながら合唱できる、世界初のリモート合唱プラットフォームです。合唱に参加したい人は、サイト上に登録された好きな合唱曲や、コラボしたい指揮者・ピアニスト・歌い手を選ぶことにより、自由に合唱に参加することができます。 平松 剛一 指揮/平松混声合唱団/吉田 慶子(ピアノ) - Topic Recommended for you 4:13 こんにちは!ころです!! 宝塚OG 89期生のリモート合唱動画を紹介します!!! 目次 1 参加者(有志)2 89期生からのメッセージ3 リモート合唱動画4 おわりに 参加者(有志) 出演者(50音順 […]

皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は相変わらず、今できることは何か、できることのうち最も効果的なのかを模索する日々です。サリクスの演奏会が延期にせざるを得なくなって、かなり落ち込みましたが、メンバーに対する寄付もかなりの方にお申し出頂き、また身を起してできることを一生懸命やろうという思いです。前回の記事はこちら↓目次合唱団エレウシスとアンサンブルアラミレでZoom練習を試してみました。Zoomは個人練レッスンでも使っているアプリで、設定さえうまくやればなかなか音質がいいです。会議のためのアプリなので、誰かが音を出している間は他のマイクに音が入らなくなるため、大人数で声を出すと、切れ切れに誰かの声が聞こえるという状態になります。そのため練習の進め方としては、リーダー(指導者)だけマイクをオンにし、ほかのメンバーはミュートにして、リーダーと一緒に歌うという形がメインになります。ホストには、ほかのメンバー全員をミュートにしたり、ミュートを解除するという機能があるので、便利です。曲の説明をしたりするときは他のメンバーは声を出していないのでミュートする必要はありません。なのでこの時はメンバーの反応を聞くことができます。ただ歌う段になると、メンバーの声が全く聞こえないので、フィードバックができません。メンバーが歌えてるのかどうか、また歌っているのかどうかさえ分かりません。これがかなり孤独です。いうなればオンライン講義と放送大学を交互にやっているような感じ。笑アラミレでは研一郎にグレゴリオ聖歌指導の進行をお願いしたので、私は指導を受ける側にまわったのですが、受ける方としては結構楽しいです。純粋に指導者と一対一で声を合わせるという感じなので、普段の大勢の練習とは全く違った感覚があります。また、自分の声が他のメンバーには聞こえていないという安心感もあるので、かなり思い切った表現などをやっても平気です。むしろいつもより少し開放的に歌える感じすらあります。ただ多くの方がイヤホンをつけながら歌っていたので、結構これは歌いにくいと思います。メンバーの方をミュートにしている限りは音が混線することはないので、歌う段階では、イヤホンを外してスピーカーでやるのがいいかなと思いました。(ただし進行役はインプットアウトプットが両方生きているのでヘッドホンをするのが望ましいです)ヘッドホンをつけたまま歌うということを今月になって初めてやったので、慣れるまでかなり大変でした。Zoom練は一対一の練習に優れているので、誰か一人が歌って、それをリーダーが指導する、というのを全員で見学するというスタイルも効果的だと思います。基本的に大勢で同時に歌うということはできず、リーダーと一緒に歌うか、リーダーの歌うパートに対して他のパートを歌うかということしかできないので、グレゴリオ聖歌の練習とデュエットの練習はかなり効果的だと思います。あとはパート練習。1パートの練習は普通にできます。今思いつきましたが、2パートも大丈夫ですね。つまりリーダーがアルトを歌うので、アルトの方は一緒にアルトを、ソプラノの方はリーダーの歌うアルトに合わせて自分のパートを歌いましょう。ということができます。3声以上の練習はほとんどできることがないと思います。特にポリフォニーの場合は。ホモフォニックな曲の場合は、リーダーの歌うバスに合わせて自分のパートを歌いましょうということはできますが。そこで、私は3声以上のポリフォニーの練習は、多重録音が効果的ではないかと思います。合唱団のかたに音楽の全体像を把握してもらうため、多重録音を始めたのですが、これ、驚くほど難しいんです。めちゃめちゃ鍛えられます。自分の音を何度も何度も再生しながら一緒に歌うので、自分の歌のまずいところもよく把握できます。今Appleがテレワーク推奨のためにLogic pro Xを90日無料トライヤルをやっているので、かなり高度な編集もできるようです。(私は環境はあっても使いこなせていません笑)それで、この多重録音をウェブ上で共有できるのがSoundtrapというサービスで、みんなで多重録音しようぜっていうのにはもってこいというか、そのために開発されたのでしょうね。これだとウェブ上で擬似的にアンサンブルを楽しむことができます。すでに町村さんが、みんなでコラール、みんなでSicut cervusという企画を立てられて、結構盛り上がっていたようですが、これそのまま合唱団の練習に使えないかなということでございます。アラミレでいまお試し中なのですが、まず最初が結構大変なので、私が多重録音(今回の曲はソプラノが高いのでそこはキーボード)で全体を作る→そこから自分のパートをミュートにしてカラオケ状態で練習する→ある程度歌えるようになったら自分のトラックを足して、自分の歌も録音する。これを全員ができれば、ウェブ上で疑似アンサンブルができます。練習段階、録音段階では私の声に対してアンサンブルするという感じになるので、OVPPの練習になります。これは結構ちゃんと練習になります。アンサンブル能力上がります。それでこれからなのですが、全員の録音があがってきて、私の最初の録音を消せば、オリジナルメンバーによるアンサンブル録音の出来上がりです。自分のパートをミュートにしてそれを流しながら歌えば、メンバーみんなで歌っている感覚が得られると思います。この状況下ではこの上ない喜びとなるはずです。とにかくみんなと一緒に歌いたい!歌えない!というのがきついんですよ私たち。ヘッドフォンを通してみんなの声が聞こえて、それに合わせて自分も歌ってるって、それだけでも今涙が出るほど嬉しいんです。(というのは今Ensemble Salicusでそれをやっているので・・)しかもそれを録音して成果物として残せるので、モチベーションの向上にもなると思います。というわけで自分の関わる団体では、Zoom練とsoundtrapを使った多重録音で練習を進めようと思います。再三話題に上がるYamahaのNetduettoですが、通信環境の影響をかなり受けるようで、全員光回線でないと実用的でないようです。試しにコエダイのメンバーでやってみましたが、人によっては音がブツブツに切れてしまって全くダメでした。色んな人が集まっている合唱団で使うのはほぼ不可能だと思います。ネット回線と機材を揃えられるお金に余裕のあるプロの少人数アンサンブルとかでは導入できるかもしれませんが。ただ、会議ツールではなく最初からアンサンブルすることを目的としたアプリケーションということなので、今後に期待したいなと思います。サリクスメンバーへの寄付金募集ですが、2日で30万円近くのお申込みを頂いております。本当にありがたいです。将来がどうなるかわからないのは私たちだけでないにも関わらす、こうしたお申し出をいただけるのは本当に、ありがたいです。サリクスメンバーこれまでオンステしたのは合計38人です。引き続きご支援のご協力どうぞよろしくお願いいたします。以下詳細です。 フリーの音楽家の多くが、2月後半から収入ゼロの状態が続いています。このままでは数カ月後には家賃も払えずに廃業というケースが出てくるでしょう。これまでSalicus Kammerchorを支えてくれたメンバーがそうなってしまうのは耐えられません。メンバーはサリクスの財産です。そこで、Salicus Kammerchorとして皆様から1口5,000円で寄付を募ることといたしました。第1次締め切りを4月30日とし、それまでにお預かりした寄付金から事務手数料を引いた全額をこれまでサリクスの演奏会と録音にオンステしたメンバーに振り分けます。どうか皆様、これからの音楽界のために、才能ある音楽家がこんなことで将来を断たれてしまわないように、この危機的状況を乗り切るためにご支援ください。【寄付送金先】お振込:三菱UFJ銀行蕨支店(店番383)普通0181628 Salicus Kammerchor(振込先に英文字を指定できない場合は、Paypal:こちらのURLからお手続きください。https://www.paypal.me/salicuskammerchor【お問い合わせ】Salicus Kammerchor事務局 salicus.office@gmail.comこのサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。

収録だけでなく、すべての過程がリモートで行われた。LINEを使って「みんなにエールを送れる曲」をみんなで選んだ。「『Believe』は合唱の定番曲として老若男女に親しまれていますし、『あすという日が』は復興への応援歌として多くの人に愛されているので、ぴったりだと考えたんです」そして、指揮者のキハラ良尚さんがピアノ伴奏を収録。それをもとに、ソプラノ・アルト・テノール・バスそれぞれのパートのお手本となる音源を録音して団員たちに配布。団員は各自スマホなどで歌う映像を収録し、平野さんと同期のテノール・松岡大海さんにメールで送付。松岡さんが映像を編集し、音声は松岡さんと平野さんがそれぞれ合唱のかたちに編集したのだという。こうしてできあがったリモート合唱の音源と映像をもとに、次はKDDIが「新音楽視聴体験 音のVR」アプリでの配信に挑戦した。通常、「音のVR」では、360°録音できるマイクとVR撮影用の360°カメラで、収録を行う。この方法によって、聴きたい音に自由自在にフォーカスできる音のVRコンテンツができる。下の画像は、3月に行われた東京混声合唱団による音のVRの収録風景だ。このときは、ソプラノ・アルト・テノール・バスというパート別に4つのひな壇をセットし、総勢30人が練習場に集まって合唱を行った。一方、今回のリモート合唱は、それぞれが自宅で収録した音源(映像)を集めて編集することになる。そこで、3月の収録で撮影した会場のVR映像を背景に使用。あたかも会場に集まったかのように、在宅で収録された音源(映像)を5つのモニターとピアノのモニターに模して分け、グループごとに配置した。「音のVR」を開発したKDDI総合研究所の堀内俊治は、「今回はまさに新たな挑戦でした」と言う。「東京混声合唱団さんの合唱を収録した実際の会場をVR空間として見立てて、自宅で収録いただいた音源(映像)を配置していくわけです。今回はグループごとにまとめたステレオ音源を、それぞれが水平何度、垂直何度の位置にあり、さらに何度の幅を持っているかを指定していきました」実際にはバラバラに撮影した音源(映像)を、みんなで集まって収録したかのように再構成した。その際、克服しなければならなかったのが“音場”という課題。「3月の収録のように1カ所に集まって歌う場合、その場にいると、5グループすべての歌声とピアノの音が混ざって立体的に聴こえるはずです。でも、今回はみんなが集まって歌う“場”がありませんでした。グループごとの歌声を編集して、VR空間上のそれぞれのグループの位置に配置するというつくり方だと、あるグループにフォーカスしたとき、その歌声が大きく近づいたかのように聴こえるだけ。伴奏のピアノやほかのグループの歌声がまったく聴こえない不自然な仕上がりになってしまいます。そこで、会場で聴こえるはずのすべてのグループの歌声とピアノが混ざった音をつくって、天井やモニターの上方などに配置しました」会場のどこにフォーカスしても、その場で聴こえるはずの音が全部うっすら聴こえるような処理を行ったのだ。「今回は360°カメラと360°マイクを使わずに、バラバラに収録した素材から『音のVR』コンテンツをつくることにチャレンジしました。バラバラに収録した素材からでも、会場で一斉に収録したかのような音による、いわゆる場の臨場感や現場感を出せたと思います」リモート合唱は、「非常に興味深い体験だった」と平野さんは言う。「リハーサルもできないわけですから、最初はちゃんと声を合わせることができるのか不安でしたが、編集してみるときちんと東京混声合唱団の歌になっていたことは新鮮な驚きでした。また、あらためてひとりずつの声を聴くことができ、団員それぞれの歌い方の違いや個性を実感できたのは大きな収穫になりました。もちろん、こうした技術が発展しても、生演奏は廃れないと思います。生ならではの臨場感や迫力を体験していただく一方で、オンラインでのリモート合唱もコンテンツとして評価されていくといいですよね。今回の経験が、今後の音楽や合唱界隈に新しい風をもたらしてくれるのではないかと思っていますし、いま歌えなくて落ち込んでいる人たちにも、ぜひ試してもらいたいと思います」(平野さん)そして…… “不覚にも泣いてしまった。あぁ〜歌いたいなぁ”今回の東京混声合唱団のリモート合唱には、そうした声が数多く寄せられた。KDDI総合研究所の堀内は、今回新しいチャレンジを行った「音のVR」の未来について語った。「今後の話ですが、たとえば、普通のスマートフォンで撮影した合唱練習の動画から、各パートの歌声を抽出して聴き比べたり、昔のコンサート映像から、ボーカルやギターなど好みの演奏者のプレイを重点的に楽しんだりすることができるようになっていくでしょう」コロナ禍における特殊な状況だからこそ、それを乗り越えていくためのさまざまな新しい試みも生まれている。東京混声合唱団によるリモート合唱も、「新音楽視聴体験 音のVR」アプリを活用した新しい音楽視聴体験の提供もその一つだ。社会課題の解決や、ワクワクを提案し続けるために、今後もKDDIはパートナーとともに新しい体験価値を提供していく。東京混声合唱団が公開しているリモート合唱「Believe」「あすという日が」の動画はこちら。文:TIME & SPACE編集部※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。メンバーになってもっと登録すると楽しいコトたくさん!TIME&SPACEで話題のアイテムのプレゼントや記事の取材同行企画、メンバー限定イベントへのご招待などお得なサービスがいっぱい!