今回は、『千と千尋の神隠し』(2001)の名言・名セリフをまとめていきます。目次『千と千尋の神隠し』(2001年)の名言・名セリフを一覧でまとめました。『千と千尋の神隠し』(2001年) ©Studio Ghibliこれから映画の流れに沿って書いてますので、観たことがある方は、是非内容を思い出しながら見てくださいね!ハク ©Studio Ghibli恐怖で震えていた千尋に、「怖がるな。私はそなたの味方だ。」と優しく声をかけるハク。ハクはその言葉の通りいつでも千尋の味方でした。千尋とハク ©Studio Ghibliこの不思議な世界では、「ここで働かないものは湯婆婆に動物に変えられてしまう。」と言う掟がありました。魔女である湯婆婆と契約をして働らかなければ千尋も両親と同じく動物に変えられてしまいます。「そなたの小さい時から知っている。」と言います。普段皆の前でたち振る舞っているハクと、千尋に優しい眼差しで語りかけるハクは別人に見えますし、この厳しい世界でも強く生き抜いていかなければならない様が見えてきます。どんな状況におかれても、必ず突破口は見つかる。不安でどうしようもない状況でも希望の光を見出してくれ、湯屋 ©Studio Ghibli釜爺に力強く言った千尋のセリフです。ですが、釜爺は、「あんたの仕事はねえ。他を当たってくれ。」と言います。働かぬ者飯食うべからずのこの世界での掟の元、皆自分の居場所を確保するために働いてるのです。最初、釜爺は千尋に厳しく当たりますが、最終的には湯婆婆の元に行けるように、そして釜爺は、「自分で言って運を試しな。」と言ってくれます。釜爺のように温かく見守ってくれる人がいるから人は成長できるものです。あなたの周りにもきっといる、釜爺のような応援者への感謝を忘れてはいけないと思わされるワンシーンです。©Studio Ghibli早朝、千尋は眠れずにいました。するとハクが千尋の元に来て、「橋のところに来て。お父さんとお母さんに会わせてあげる。」と言いました。ハクの優しさに触れた千尋は、緊張の糸が解けたように泣きじゃくります。人は急に慣れない環境や窮地に身を置かれた時、いくら打破しようと前向きに意気込んでも気持ちだけではどうにもならない時もありますよね。それでも千尋は、気を強く持ってめげずに不器用ながら毎日一生懸命、機会を待って働いてきました。千尋と釜爺 ©Studio Ghibliハクは湯婆婆の双子である銭婆のハンコハンコには盗んだものが、死ぬようにと守りの呪いがかけられていたのです。千尋は川の神様がくれたお団子をハクに食べされると、このシーンはとても印象的でありますが、そもそもこの儀式はなんなのでしょうか。千尋とカオナシ ©Studio Ghibliカオナシはちひろに食べ物やお金を差し出しますが、千尋は欲しがりませんでした。その際に千尋がカオナシに言ったセリフです。お金に目もくれないと言うのは主人公の象徴なような気がします。お金も大切ですが、ここで気になるのは、カオナシが何故そこまで千尋に執着していたのか気になりますね。銭婆と千尋とカオナシ ©Studio Ghibli人の記憶はきっと頭のどこ何眠っていて、それはきっとふとした弾みで分かるものです。千尋自身も、きっかけがあってハクとの出会いを思い出します。千尋とハク ©Studio Ghibli銭婆とのお別れの際に、「私の本当の名前は千尋って言うんです。」と伝える千尋に銭婆が言ったセリフです。つい私たちは、自分につけられた名前の持っている力を忘れがち。宮崎駿監督はインタビューで、この言葉に、ストーリーの意味が見え隠れしていますね。坊と湯婆婆©Studio Ghibli「ばあばのケチ。とても面白かったよ。」と言う坊がこのあと言ったセリフです。皆が千尋を好きになっていく様はなんだかほっこりしますね。最初はわがままで下ばかり見ていた千尋。今では、真っ直ぐ前を見ている姿から、人の持っているパワーの素晴らしさを感じます。千尋とハク ©Studio Ghibliハクが千尋と交わした最後の言葉です。と湯婆婆は言います。湯婆婆は掟に従っていきていく人間ですし、もしかしたらハクはもうこの世にはいない存在が強いのかもしれません。ただ、湯婆婆自身も千尋に会って、成長したように見えるので、彼らが再びどんな形でも再会していたらと思うばかり。ジブリの最後のシーンは、それぞれが考察出来るように描かれているものが多いので、色んな考えが出てきて面白いです。この作品のメッセージについて宮崎駿監督はこう語っています。そうすればより深く、映画を楽しむことが出来ると感じます。名言も踏まえた上で、ぜひ『千と千尋の神隠し』(2001)をご覧ください!© 2020 MINORITY HERO All rights reserved. タイトル:ジブリシリーズ 原作:宮崎駿 監督:宮崎駿 配給:東宝 公開:2001年7月20日 ジャンル:映画 10歳の少女 千尋は、両親と共に引越し先へと向う途中、森の中の奇妙なトンネルの先に広がる無人の街に迷い込む。 今回は、『千と千尋の神隠し』(2001)の名言・名セリフをまとめていきます。 『千と千尋の神隠し』(2001)は、19年経った今も日本歴代興行収入第1位の作品です。 山あり谷ありな千尋の成長 … アニメやドラマ、映画など今日気になるメディア情報をお届けします。俳優の着ている衣装やドラマロケ地、アニメや映画の無料視聴方法など気になる情報を毎日発信!千と千尋の神隠しに登場するハク。 彼の本当の名前と、それを示す漢字について見ていきます。   実は、重要な意味を持っていたのです。 記事は下に続きます。 Contents1 千と千尋の神隠しハクの名前とその漢字 […] 実は、重要な意味を持っていたのです。Contents2001年に公開されたジブリ映画「興行収入はなんと ある意味「タイタニック」や「アナと雪の女王」、そして「君の名は」などの人気作品よりもすごい!ということですよね^^作品自体は知らない人がいないほど有名ですが、テーマ曲「 独特の世界観の中で繰り広げられる数々のドラマが印象的な「千と千尋の神隠し」の主要な登場人物であるクールなイケメンなのに千には優しく、そのギャップがたまらない!という女子も多かったですね。笑 今回は、そんな おかっぱ頭で中性的な美形であるハクは、男性なのか女性なのかよくわからない!という人もいるかもしれませんが立派な少年です。そんなハクは千尋のことをいつも気に掛け、おにぎりをくれたりお父さんやお母さんに会わせてくれたりと、色々なことをしてくれます。 しかし千尋に対しても掌をコロっと返したような冷たい態度で接してくることもあり、つかみどころのない存在でした。 実はハク、湯婆婆に名前を奪われ支配されていたのです!そしてどうしても本当の名前が思い出せないままでいました。 ですから千尋には「そんなハクの本名がわかるのは物語終盤。 千尋のある記憶がよみがえったことで、ハクの本名も思い出されるのです!そもそも千尋はハクに初めて会った時からどこかで会ったことがあるような感覚があったのですが、終盤でようやくその理由がわかります。 千尋は小さい頃にそんなエピソードと共に「 ハクの名前は「 すごい名前ですね。笑千尋も「次に、「 では「ニギハヤミ」とは・・・?公開当時は聴き取れなくて「ミギハヤミ」だと思っていました。笑 そんな「ニギハヤミ」の由来だと言われているのは、正真正銘の神様です! ニギハヤノミコトとはその昔、現在の奈良県である「大和」を支配していた神様で、実はちゃんと漢字表記もあるんですよ^^ 難しいですね!特に『古事記』の方はキラキラネームみたいです・・・笑 ではこれを「ニギハヤミ」に当てはめるとどうなるのでしょうか?「ミ」の漢字は分かりませんが、ハクはイケメンなので「 とりあえずこの2つを当てはめてみると、という感じになりました! 「後半の漢字、「琥珀主」と合わせてみましょう。  どうですか?個人的には「 しかし、何で宮崎駿監督は「コハクヌシ」だけでなく、わざわざ「ニギハヤミ」をつけたのでしょう?個人的な意見ですが、「琥珀川」「琥珀主」だけよりも、 実在する神様の名前を取っている訳ですしね。名前に「神様感」を持たせることで、そもそもでは「琥珀川」のモデルになった川はどこかと思って調べましたが、残念ながらハッキリとした情報はつかめませんでした。 しかし!東京都羽村市には「 「琥珀川」は今はマンション建設に伴い埋め立てられてしまい存在していない、という設定だったので、街の地下を流れるこの導水路は、何となく琥珀川に似ているような印象を受けました。ちなみに「羽村村山線導水路」の上は遊歩道となっているので、目に見えぬ水の流れを足元に感じながら散歩を楽しむことができますよ。 ジブリ映画「ハクの本名は「 ちなみに琥珀川は架空の川で、モデルとなった川は特にありませんでした。また、ハクの名前は『古事記』や『日本書紀』に登場する「ニギハヤノミコト」という神様からも由来しており、その漢字を当てはめると  というような名前になると予想されます。千尋によって本当の名前を思い出すことができたハク。 2人が名前について語るシーンはとても感動的です!「千と千尋の神隠し」を見る際は、ぜひハクと千尋の名前の会話にも注目してくださいね! この記事では、千と千尋の神隠しに登場する油屋の経営者である湯婆婆の正体や名セリフについて紹介していきます。 圧倒的な権力で従業員たちを従えている湯婆婆について振り返っていきま … 千と千尋の神隠しに登場するハク。彼の名前と、名前を表す漢字について見ていきます。実は、千尋のセリフからハクの名前は映画の中ですでに明らかになっていたのです。 【ジブリ】千と千尋の神隠し.