SHARE今日は、映画リアル・スティールの「ロボット格闘技」がもうすぐ現実化しそうな件について話します。まだ映画を見れていない人は、こちらで視聴できます。>>では、次の動画をご覧ください。やばい このロボットプロレスおもしろすぎるw 普通に歓声が上がるw — HomeiMiyashita (@HomeiMiyashita) これは……。『リアル・スティール』の「ロボット格闘技」じゃないですか!!この記事の目次『リアル・スティール』のあらすじは、こんな感じ。2020年。人々は「ロボット格闘技」に熱中していた。「人間のボクシング」人気は完全に廃れてしまっている。そのため、天才プロボクサーだったチャーリー・ケントンも職を失ってしまっていた。そんなある日、別れた妻との息子が突然チャーリーの元に現れる。チャーリーは生活のため、中古ロボットで試合に出ることになるが、勝負に負け、また全てを失ってしまう。ついに金目の物を盗もうとスクラップ置き場に忍び込んだチャーリーは、泥に埋もれた一世代前のロボット「アトム」を拾うことに……。この頃は、ロボット格闘技なんて、遠い未来の話、いや映画の中だけの話だと思っていました……。でも急に、「ロボット格闘技」だと言われても、イメージしにくいと思うので、映画『リアル・スティール』の実際の動画をご覧ください。『リアル・スティール』の映画ジャンルは、未来を描く「SF映画」です。しかし、時代設定が「2020年」ということから分かるように、『リアル・スティール』は「そう遠くない未来」のことを描いている作品だったのです。ご存知のとおり、すでに現代では「人工知能AI」や「ロボット工学」が盛んに研究されています。囲碁の世界では、グーグルが開発した人工知能であるAlphaGoに人間の世界チャンピオンが負けてしまいました。2016年の出来事です。それでは、ここでもう一度、「ロボット・プロレス」の動画を見てみましょう。やばい このロボットプロレスおもしろすぎるw 普通に歓声が上がるw — HomeiMiyashita (@HomeiMiyashita) ロボット格闘技の未来が、すぐそこまで来てると感じませんか?映画『リアル・スティール』の世界では、人間の格闘技は「時代遅れのつまらないモノ」となって完全に消えてしまっていました。ボクシング、プロレス、柔道、レスリング……。現実の世界でも、これらの格闘技はなくなってしまうのでしょうか?ぼくは「なくならない」と思っています。テクノロジーが進化すると、前時代の産業は追いやられます。でも、一気に変わるわけではなく、緩やかに変化していくことが多いです。たとえば、タクシードライバーのIT化と言われているUberというサービスが世界中で人気ですが、日本では全く使われていません。なぜかというと、国からの規制が入っているからです。ロボット格闘技も同じで、人間の格闘技がなくなると失業してしまう人が一気に増えてしまうことになります。それこそ、『リアル・スティール』の世界のように。おそらく人間の格闘技とロボット格闘技は「共存」の道に進むことになるはずです。オリンピックとパラリンピックが共存しているのと同じように。ただし『人間の格闘技』自体も少しずつ変化していくことになりますが、その理由を今から書いていきます。今後の格闘技で、可能性がある市場は3つあります。それがこちら。1とに2に関しては、先ほど述べたとおりです。1の純粋な肉体だけで競い合う、今のオピンピックのような「純・人間格闘技」は当分は残り続けるでしょう。昔ながらのファンや選手も、この格闘技を守っていくはずです。2の完全にロボットだけで競い合う「ロボット格闘技」は、新しい格闘技として、少しずつ人気になっていきます。最終的には、1の市場を奪うくらいにまでに成長するでしょう。純・人間格闘技とロボット格闘技の割合も、「9:1」くらいから徐々に「5:5」「4:6」……というように変化していきます。2030年ごろには「2:8」で、ロボット格闘技が主流になっているかもしれません。でも遠くの未来では、“別の格闘技”が流行りはじめることになります。すでに人間は、テクノロジーによって少しずつ「変化」していっています。今の主流機器はポータブルなスマートフォンですが、いずれは「ウェアラブル」の未来がやってきます。グーグルグラスや Apple Watch などは、一般層に流行りませんでしたが、今後は「VR」「AR」「MR」を体験できるウェアラブル端末が、一気に流通しはじめます。そしてそのあと、時代は「ウェアラブル」の時代から「インプランタブル」の時代に入ります。インプランタブルとは、要するに、電子チップを体内に入れる、といったカラダの一部を機械化するような装置です。今はウェアラブル端末の開発が盛んですが、これらは「ポータブル→ウェアラブル→インプランタブル」という時代の流れの中の通過点に過ぎないわけですね。では、インプランタブルが主流になった時代の格闘技はどうなるのでしょう。人間がカラダに機械を入れ始めると、少しずつ「アンドロイド」という存在に近づいていきます。事故で手足などを失った人は、自分の意思でより自由に動かせる義手や義足を利用することになるでしょう。あるいは、生活をより豊かにするために「スマート・アームズ」や「スマート・レッグス」を購入して利用する健常者も増えていくかもしれません。インターネットにも繋がり、辛い坂道も楽に歩ける「足」があれば、生活は一変します。今は、自動運転車の開発が盛んですが、そう遠くない未来では、駅から自宅までGPS機能で自動で帰ることができる「自動歩行」が一般的になっている可能性もあります。そのような時代になると、人々は「普通の格闘技」では物足りなくなってしまうのは火を見るよりも明らか。スピードやパワーだけでなく「自動回避機能」「自動カウンター機能」など、テクノロジーの競い合いでもあります。その頃になると、かつて人気を博した「純・人間格闘技」は完全になくなっているでしょう。最後は「テクノロジー」と「格闘技」の話ばかりになってしまいましたが、映画『リアル・スティール』はストーリーも最高に面白い。感動して泣けるレベルです。未来を知るためにもぜひ一度、視聴してみてください。2011年の映画ですが、明らかに未来をイメージして製作されている作品でしょう。おすすめです!こちらで視聴できます。>>そんなキーワードが好きな人は、きっと多いでしょう。そこで、ロボットやAIが登場するSF映画のおすすめ作品をご紹介しておくので、ぜひ『リアル・スティール』と合わせて視聴してみてほしいと思います。必見!まずは、リアル・スティールとは違い、『トランスフォーマー』は、変形型のロボット宇宙生命体が登場するSF作品。車やトラックが一気にロボットに変身するシーンや、“破壊王”と呼ばれるマイケル・ベイ監督の超爆破シーンが人気の映画となっています。すでに5作品が公開され、スピンオフの『バンブルビー(原題)』や『トランスフォーマー6(仮題)』も今後公開予定。その後は、『G.I.ジョー』と『トランスフォーマー』のクロスオーバー映画作品へと続く予定です。トランスフォーマーは「シリーズ映画」なので、下記の記事を参考に、時系列順で視聴していくのがおすすめですね!関連記事:あるいは、AIが未来を変えてしまう系の映画だと、『マトリックス』もおすすめです。マトリックスも、すでに3作品が公開中。なんと今後、リブートした新しい『マトリックス』も製作される計画があります。名作SF映画なので、一度は視聴しておきたい映画ですね!!現在は、マトリックスもシリーズ映画です。下記の記事を参考にどうぞ!関連記事:関連する記事この記事が気に入ったらフォローしよう次の記事 © 2020 海外シネマ研究所 All rights reserved.