今回はまず始めに、前回までのわたしのオリジナル曲に、ギターパートを付けた音源をお聴きください。 ・オリジナル曲(ギターパート有り) 音が増えてきて聴こえ方が大分ゴチャゴチャして来ましたね。次回解説予定の「ミキシング」という手順でスッキリ聴こえるようにしていこうと思います。今回はとりあえずこのままで。聴きにくい音源で申し訳ないです。それでは上記の音源を踏まえて、ギターパートの作り方を解説しますね。 まずはストローク(ブラッシング)です。音源でいうとイントロと … リズムをつけよう(基本) リズムをつけよう(基本) 伴奏において、「リズム」の要素は大切です。 まず前提として、ギター弾き語り作曲の場合、曲はギターを弾きながら歌って作られます。 そこで、コード進行にリズムをつけます。●これは一番定番の1小節に1回ずつ爪弾くリズムです。●「その1」を4分割したリズムです。●「その2」の最後に動きを持たせたリズムです。●もう少し動きを持たせたリズムです。次の『2020-07-24 (金) 12:28:59更新 Copyright © 2020 powered by 3.ギターで作曲する手順②コード進行にリズムをつける 1曲分のコード進行が完成したら、コード進行にリズムをつけていこう。 ある程度ギターに慣れている人なら自分が知っているリズムパターンを組み合わせて作っていけばよいだろう。 ギター弾き語り作曲の進め方. ギターのコードや基礎練習のことでお困りではありませんか?MFCミュージックは、ギターの練習に役立つ情報を日々提供しております。 ある程度ギターが弾けて歌も歌えるようになれば、オリジナル曲を作ってみたいと思うようになるだろう。しかし「作曲は難しそう」と思われる方もいらっしゃるかもしれない。ギターを使った作曲は手順だけ覚えてしまえば簡単にできる。難しい知識や特別なセンスは必要ない。この記事では、ギターを使って作曲をする簡単な方法を紹介していく。このページの目次ギターを使った作曲には大きく分けて二つの方法がある。「曲を先につくる方法」と「歌詞を先につくる方法」だ。曲を先に作る方法を「曲先(きょくせん)」、歌詞を先に作る方法を「詞先(しせん)」という。どちらが作りやすいかは人それぞれだが、初めて作曲する場合には「詞先」をおすすめする。曲を先に作ってあとから歌詞をつけるのは慣れないと難しいが、すでにある歌詞に曲をつけていくのは適当にやってもうまくいく場合が多いからだ。完成された歌詞ではなくて、仮の歌詞をつくってあとから修正していくようにすると効率がいいだろう。というわけで今回は詞先の場合の作曲の方法を説明する。まず詞先の場合の作曲の手順をみていこう。②コード進行にリズムをつける。③コード進行を弾きながら歌詞にメロディをつけていく。④細かい部分を修正して曲を完成させる。はじめに曲の「コード進行」を考える。コード進行とは曲中の「コードの流れ」のことだ。コードの順番といってもいい。たとえば曲の一番はじめがGコードで、次に登場するのがCコード、次がDm7コードだったら、コード進行は「G→C→Dm7」という風になる。ギターで作曲するときにはコード進行を最初に考えて、それを弾きながら歌詞を口ずさみ、メロディを歌いながらつけていくと作りやすい。それでは、コード進行を考えていこう。その前にコード進行にはルールがあることをお伝えしておく。大まかなルールなので頭の片隅に入れておいてもらえれば大丈夫だ。どんな曲でも必ず「キー」というものが決まっている。「キー」とは日本語でいうと「音調」のこと。わからない方はカラオケのリモコンにあるプラスマイナスを思い浮かべてほしい。あれは曲のキーを上下させる機能なのだ。詳しい説明をすると長くなってしまうので、とりあえずどんな曲にも「キー」という曲の土台のようなものがあると思っておこう。そして、このキーという土台にはそれぞれ名前がついていて「Cキー」や「Amキー」というように「(アルファベット)+キー」というようになっている。このキーの違いによって使えるコードが異なり、曲の雰囲気も変化するのだ。さらにキーごとに使えるコードが決まってる。たとえばCキーの場合以下のコードが使える。 C Dm7 Em7 F G Am7 Bm7 Cキーで曲を作ると決めたらこれらのコードを使って曲を作ることになる。ルール②は絶対に守らなければならないルールではないが、守ったほうが無難だ。たとえば「Cキー」で作曲するときのコード進行を考えてみよう。Cキーで作曲するときは、Cコードで始まって、Cコードで終わるように作曲しなければならない。キーの名前(C)と、曲の始まりのコード(C)と曲の終わりのコード(C)を同じにする必要があるのだ。このルールを守ると安定した曲ができる。どういうことか説明しよう。以下のコード進行を弾きくらべてみてほしい。 (ア)C→G→Dm7→C(イ)C→G→Dm7→Dm7 どちらもCキーで考えたコード進行だが(ア)の方がきちんと終わる感じがする。(イ)の方はまだ曲が終わらないような感じがして落ち着かない。それはCコードが「トニック」というCキーの中で一番安定したコードだからだ。安定したコードで始まって安定したコードで終わるので安定したコード進行になる。コード進行を作るときには2つのルールを守ろう。1.キーで決められたコードを使う2.始まりと終わりはキーの名前と同じコード(トニックコード)にする。 コード進行を作るときのルールを説明したが、これだけでいきなりコード進行を作れといわれても難しいだろう。コード進行を作るときの手順を簡単に説明しておこう。①キーを決めて使えるコードを調べる。②ルールを守りながらコード進行を考えて紙に書くいく。コード進行を作るときは上記の手順でやってみよう。①はキーを決めてからそのキーで使えるコードを調べる段階だ。キーの種類はたくさんあるが、はじめはCキーかGキーまたはAキーを選ぶことをおすすめする。これらのキーで使うコードはギターで弾く場合に弾きやすいし、多くの曲で使われているからだ。それだけ曲を作りやすいだろう。Cキー、Gキー、Aキーのどのキーにするかを決めたら、これらのキーで使えるコードを調べよう。調べるときは「(キーの名前) ダイアトニックコード」と検索すれば使えるコードが分かる。「ダイアトニックコード」というのが作曲の時に使えるコードだ。Cキーで使えるコードを調べるなら「Cキー ダイアトニックコード」と検索してみよう。とはいえすべてのキーを調べるのは面倒だと思うので今回は以下にそれぞれのキーのダイアトニックコードを掲載しておく。好きなキーを使おう。  キーが決まり、使えるコードが分かったら前述したルールを守って、コード進行を作ってみよう。そしてコード進行を紙に書いていこう。例えばCキーでコード進行を作ると決めたら最初のコードはCコードだ。歌詞の一番最初のところの上の方に「C」と書こう。このときに「Aメロ Bメロ サビ」といったように全体の構成を考えてから各パートごとにコード進行を作っていくとまとまりがいい。自分なりに構成を考えてみよう。オーソドックスな構成は「イントロ Aメロ Bメロ サビ Cメロ サビ アウトロ」というものだ。Cメロで使うコードに変化をつけて曲調を変えると緩急のある曲が出来上がる。構成が思いつかない方はこの構成で作ってみよう。1曲分のコード進行が完成したら、コード進行にリズムをつけていこう。ある程度ギターに慣れている人なら自分が知っているリズムパターンを組み合わせて作っていけばよいだろう。リズム譜が書けるならコード進行を書いた上に記録しておくと便利だ。リズムパターンをあまり知らない場合やリズム譜が書けない場合は「ジャンジャンジャンジャン」や「ジャンジャンジャカジャカ」のようにカタカナで書いていこう。リズムをつけるときのコツだが、Aメロなど曲中の静かなパートでは「ジャーン、ジャーン」などストローク少なめのおとなしいリズム、サビの激しい部分では「ジャカジャカジャカジャカ」などストローク多めで細かいリズム、というように変化をつけると全体として聴きごたえのある曲ができる。工夫してやってみよう。コード進行ができて、リズムも完成したら、完成したものを弾きながらメロディをつけていこう。メロディをつける方法は「鼻歌」がおすすめだ。コードを弾きながら歌詞を適当に歌ってみよう。詞先で作曲する場合は仮の歌詞で良いので、歌詞をしっかり発音しなくても、鼻歌のように雑に歌うだけで十分だ。ただし最終的にはメロディの輪郭をはっきりさせておこう。曖昧なメロディのままだと歌うたびに曲が変わってしまう可能性がある。きちんとしたメロディを作れるように意識しよう。そしてメロディができたらレコーダーなどに録音しておこう。正式なレコーディングではないので、スマートフォンやパソコンの録音機能や録画機能でも十分だ。ギターの音と声がきちんと聞き直せる程度の音質のものに記録しよう。 コードからメロディまで一通りが完成し、録音もできたらもう少しで曲の完成だ。録音したものを聞き直し、気に入らない部分を修正しよう。メロディと歌詞がぴったり合わないときは、歌詞を変えるかメロディを変えてみよう。インパクトに欠けるときはリズムを細かくしたりメロディを細かくすると印象が強くなる。またメロディはつながった音の高低の差が大きくなるほどインパクトが増す。サビの印象が薄いときは音の高低差を大きくしてみよう。反対に、曲がうるさすぎるときは、リズムやメロディの1音1音を伸ばすようにしたり、音の数を減らしたりすると静かになる。また、メロディの高低差を少なくすると曲を落ち着かせることができる。これらのテクニックをさらに応用してもよい。バックのリズムが細かい部分ではメロディをロングトーンに、リズムがゆったりした部分ではメロディを細かくするとバランスがよくなる。余裕があればやってみよう。ここまですべてのことをやって修正も加えて納得のいく曲ができたら完成だ。人に聴かせたり、動画をアップしたりして人から意見を聞いてみよう。MFCミュージックでは最後に、ギターで作曲する手順をもう一度復習しておこう。①曲のコード進行を考える。②コード進行にリズムをつける。③コード進行を弾きながら歌詞にメロディをつけていく。④細かい部分を修正して曲を完成させる。このようなことでお悩みではありませんか?ギターを始めたばかりの頃は、押さえられるコードも少なく、好きな曲を思うように弾けないものです。でも安心してください。始めたばかりの初心者でも、たった30日で好きな曲を弾けるようになる教材をご紹介します。©Copyright2020