多様な生態系や降雨量などを秘め、“地球の肺”とも呼ばれるこの記事が気に入ったら12345IN YOUは「全ての人にオーガニックな暮らしを。」を基本理念とした、日本最大級のオーガニックメディアです。IN YOUは「全ての人にオーガニックな暮らしを。」Copyright © IN YOU | Organic Life to all the people. Organic Life to all the people. 2020年、オーストラリアで起きた大規模な森林火災は、日本の本州の面積半分に値する森林を焼き尽くしてしまったことを知っていますか?簡単に言うと、青森県から長野県までが全焼。西日本で言えば、長野県から山口県までが全焼したと考えるとイメージがつ アマゾンの熱帯雨林で、記録的な数の火災が起きている。2018年にトータルで約4万回の森林火災が発生したが、2019年はすでに7万4000回以上発生している。そのうち約1万回はここ2週間ほどで発生している。いくつかの火災は、アマゾンの土地 All rights reserved.Copyright © IN YOU | Organic Life to all the people. All rights reserved. しかし、近年、アマゾン熱帯雨林では森林火災の発生件数が増加の一途をたどっており、それによる森林破壊と環境破壊が深刻化。 もはやブラジルや周辺の国だけの問題ではなく、地球全体に“壊滅的なダメージ”を与えることが懸念されている。 世界の森林はいま 森林の減少と劣化. アマゾンの破壊の歴史は実は、西欧諸国がブラジルを発見し入植した時代の頃から始まっていると言われています。アマゾンの破壊は、決して森林・動植物だけではありません。また、そこに暮らしている先住民族の暮らしも大きく破壊してきました。 世界の森林は今、この瞬間も減少を続けています。世界の森林面積は約40億ヘクタールで全陸地面積の約31%を占めていますが、2000年から2010 年までの10年間に年間1,300万ヘクタールもの森林が失われてしまいました。年間1,600万ヘクタールであった1990年代よりもその速度は緩くなっているものの、依然、広大な面積の森林が失われ続けています。中国の大規模な植林事業などによる増加もあったため、世界全体での森林の純消失面積は年間520万ヘクタール、日本の国土の約14%にあたる森林が地上から消えたことになります近年、世界で最も森林減少が著しいのは、ブラジル、インドネシア、そしてアフリカの熱帯諸国です。南米、東南アジア、アフリカ地域の熱帯に位置する国々の多くは、元来、熱帯気候と豊富な降水量により国土の大半が森林に覆われていましたが、20世紀に入って急速に森林が失われてきました。また森林面積の減少だけでなく、伐採により立木の密度が低下するなどの劣化した森林も大きな問題となっています。森林減少の原因はさまざまです。プランテーションといった農地等への土地利用の転換、自然回復力に配慮しない非伝統的な焼畑農業、燃料用木材の過剰な採取、森林火災のほか、違法伐採等によって持続可能な森林経営がなされていないことも大きな原因となっています。※下記リスト、クリックで内容を表示します世界的な食料やバイオ燃料等の需要増加により、東南アジアでは森林を伐採してアブラヤシのプランテーションへ、アマゾンでは森林をサトウキビ農園や牧場へ転換する土地利用の転換が増加しています。焼畑農業は、森林を伐採して焼き払い、1年から数年間農地として利用した後に、自然の回復力で森林に戻すというサイクルを繰り返す伝統的な農業の方法です。近年、人口の増加などを背景に、焼畑のサイクルが短縮し森林が回復しないうちに再び焼いて土地が劣化し、森林が再生しなくなる、非伝統的な焼畑が問題となっています。開発途上国においては、日常生活の燃料として薪や炭を利用しており、そのために森林が伐採されています。世界の木材需要の約半分は燃料として利用されています。人口の増加などにより森林回復のスピードが追い付かず、森林減少・劣化の原因となっています。落雷などによる自然発火のほか、焼畑農業や農地開発のための火入れ、焚き火やタバコなどの不始末、放火など人為的な原因によるものもあります。違法伐採とは、それぞれの国の法律に反して行われる伐採で、決められた伐採量・方法・樹種等を守らない伐採や、伐採権がない森林の伐採(盗伐)、保護区等の法令を守らない伐採などがあります。違法伐採は生産国での持続可能な森林経営を阻害し、森林の減少・劣化をもたらすだけでなく、伐採した後の植林や管理の費用が含まれていない違法伐採木材製品が国際市場で不当に安い価格で流通することにより、輸入国の持続可能な森林経営をも妨げることになります。世界の森林の減少・劣化を抑制するためには、世界の持続可能な森林経営を実現する必要があります。この実現に向け各国政府や国際機関等はさまざまな取組を行っています。我が国もまた民間においても、NGO/NPOなどによる森林保全活動や、持続可能な森林利用の推進のための森林認証制度の普及など、さまざまな取組が行われています。Copyright(c) Ministry of the Enviroment. 世界の森林は今、この瞬間も減少を続けています。世界の森林面積は約40億ヘクタールで全陸地面積の約31%を占めていますが、2000年から2010 年までの10年間に年間1,300万ヘクタールもの森林が失われてしまいました。 さまざまな野生生物のすみかとなる森。そんな森が今、熱帯地域を中心に、急速に失われつつあります。どんな地域で、なぜ森林破壊が起きているのでしょうか?また、私たちの生活と、森林とのつながりとは?そして森林破壊を止めるために、私たちに何ができるのでしょうか。 世界最大の熱帯雨林地帯を抱えるブラジルが、再び森林破壊の危機に瀕している。ブラジル政府は11月29日、衛星画像を用いた調査の結果、2016年のブラジル国内のアマゾン地域の森林面積が昨年より29%も減少していたことを発表した。この森林減少の