もし育休中保育園が見てくれないとなってしまったら私自身が壊れてしまっていたと思います。 いくら子供が可愛くても、上の子優先と言われてしまっても自分1人ではできることできないことに限りがある … 2人目の妊娠は嬉しいことですが、その一方で、育休中や産休中に上の子は保育園に通い続けることができるのか、不安になってしまうママもいるかもしれませんね。そこで今回は、育休・産休中に上の子の保育はどうなるのか、退園しなければいけないのかなどについてご説明します。妊娠したら育休を取る女性がほとんどだと思います。しかし、2人目のときにそれをすると、上の子が保育園を退園しなければならなくなることがあります。これは「育休退園」とも呼ばれており、一部で問題になっています。もともと、制度上は育休中に保育園の利用を申請することができません。これは、育休中は自宅で保育ができるから、という考えにもとづいています(※1)。そのため、2人目を妊娠して育休を取ると、保育園を利用できる条件から外れてしまい、現在保育園に通っている上の子が退園しなければいけなくなる、というわけです。一方、産休中については保育園をやめる必要はありません。保育園の利用対象者に出産の準備や出産後に休養が必要な人が含まれているからです。そのため、出産の前後8週間であれば保育園を利用できることになっています(※1)。関連記事制度では、2人目を妊娠後に育休を取ったら、上の子は保育園を退園しなければいけないことになっています。しかし、実際には通っている保育園の判断によって退園せずにすむ場合があります。国としても、育休中に上の子を保育園に通わせるべきか、退園させるべきかは、ケースバイケースと考えているようです。具体的には、「保護者の希望や地域ごとの保育の実情を踏まえた上で、子供が翌年に小学校入学を控えている場合や、保護者の健康状態、環境の変化が子供に与える影響などを考慮して、上の子が保育園を退園せずにすむ場合もある」としています。もし一度退園した場合でも、再び入園を希望するときは優先順位を繰り上げるなどの対応を取ってもらえることもあるようです(※2)。2人目の育休中も上の子を保育園に通わせ続けたい場合は、住んでいる自治体や保育園に相談してみましょう。関連記事自治体や保育園に相談した結果、育休中も上の子が保育園に通い続けられるとなれば喜ばしいですが、一方で、注意すべきこともあります。それは、育休中も上の子を送り迎えする必要があるということです。これは産休中も同様です。お腹が大きい状態や出産直後であっても、あるいは下の子のお世話が忙しくても、上の子の保育園の送り迎えをやめるわけにはいきません。そこで、育休・産休中に上の子を送迎するときのコツを紹介します。一つは、パパに協力をお願いする方法です。パパに送り迎えをしてもらえれば、下の子のお世話と上の子の送り迎えを両立できます。ただし、その場合はパパに早く帰ってきてもらったりする必要があります。もう一つは、自治体に助けてもらう方法です。自治体によっては「ファミリー・サポート・センター」などの呼び名で、保育園の送り迎えをママやパパの代わりに行ってくれるところがあります(※3)。このようなサービスを使えば、仮にパパの協力が得られなくても、上の子の送り迎えができます。体力面や健康面から、上の子の保育園の送り迎えに不安がある人は産休や育休に入る前にこうしたことを考えておいた方がいいでしょう。関連記事一方で、産休や育休と同じタイミングで、自分から上の子を退園させるママやパパもいます。また自治体や保育園に相談しても、残念ながら育休を理由に退園せざるをえなくなる場合もあるでしょう。そんなときのために、上の子を保育園から退園させるときの注意点をご紹介します。なかなか解決策は見つからないかもしれませんが、可能であればこれらについて事前にパパと話し合って、どうするか考えておきたいですね。大きくなるにつれ、仲良しの友達も増え、毎日楽しんで保育園に通っていたりする子供も多いでしょう。そういったタイミングで上の子を退園させることになるかもしれません。子供の気持ちのケアも頭に入れておきましょう。育休後に仕事に復帰しようとしたときは、下の子だけでなく上の子を預かってもらえる保育園も探さなくてはなりません。これまでと同じ保育園に通わせられない可能性や、近所の保育園の空き状況とマッチしない可能性があることも考慮しておいた方がいいでしょう。関連記事2人目を妊娠したときは、まず上の子を育休中も保育園に通わせたいか、もし通わせたいならそれが実現できるかを確認することが大切です。まず自治体や保育園に相談してみましょう。制度上は育休を取ったら退園しなければいけないことになっていますが、事情によっては通わせ続けられる可能性も十分にあります。産休中は保育園を退園する必要はないので、その心配はいりません。もし上の子を退園させることになった場合は、子供の心のケアや、仕事に復帰するときに保育園をどうするのか、家族で相談しておいた方がいいでしょう。産休・育休に入ったときに困らないように、2人目を妊娠したらなるべく早く、上の子の保育園について考えておきたいですね。関連記事 1歳児よりも0歳児が保育園に入りやすい。なぜなら、0歳児は募集人数が多く希望者が少なく2次募集にも可能性があるからです。職場復帰を考えている方が保育園に入れるための知識を学ぶことができます。 育休・産休中の保育園はどうなる?退園しなければいけないの? 2018年3月16日 こそだてハック. ※参考文献を表示するこそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう というと、育休中に認可外保育園に預ける場合の保育園利用は、保育園側が定める最低回数だと思います。 認可外保育園の多くは、フルタイム以外の勤務体制で働く方も多く、週2か週3日の利用から可能という保育園も少なくありません。 育児休業中に、「上の子どもが保育園を利用できるかどうか」を心配している保護者は少なくありません。実際、育休退園を余儀なくされている家庭もあります。育休中に保育園を利用できるのはどのような場合か、また育休退園を回避する方法を見ていきましょう。 第2子以降が産まれて育児休業を取得する場合、先に産まれた子が継続して保育園を利用できるかどうか、心配している保護者は多いでしょう。育休中の場合であっても、原則、上の子どもを保育園に通わせることは可能です。ただし、保育園を利用する際は「保育を必要とする理由」に該当しなければなりません。ただし、保育園を利用できるかどうかの最終判断を担っているのは、住んでいる市町村です。なぜ、育休中に上の子どもを一時退園させなければならないのか、疑問に思う人も多いでしょう。たとえ育休中であっても「客観的に認められる保育所利用の必要性」を満たすことができれば、継続して保育園の利用が可能です。子どもの発達上、問題が生じる場合には、保育園を継続して利用できる場合があります。母親の健康的な問題で、第2子以降とそれ以前に産まれた子の同時育児が難しい場合には、継続して保育園を利用できる場合があります。一時退園を行うことで、社会復帰が難しいと判断される場合にも保育園の利用を継続できるケースがあります。第2子以降の育休取得後、保育園を継続利用する場合にはいくつかの注意点があります。利用前に確認しておきましょう。育休取得後、継続して保育園を利用する場合には市町村へ申請が必要です。各市町村が用意している「育児休業取得時の保育の継続に関する書類」に必要事項を記載しましょう。育休中の保育園継続利用が認められた場合、お迎えの時間が変更になることがあります。ここまで、第2子以降の「育休中」の保育園利用に関する情報を確認してきましたが、「産休中」はどうなるのか気になる人も多いでしょう。内閣府の「子ども・子育て支援新制度」によれば、「妊娠・出産」は「保育を必要とする理由」として明示されています。そのため、産休中も変わらず保育園を利用することが可能です。産休取得時、上の子どもを休園または退園させる保護者もいます。里帰り出産を行う場合、子どもを保育園に預けることが困難になるからです。育休中に、保育園を利用できるかどうかは各市町村によって対応が異なります。