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連載コラム「邦画特撮大全」第41章 2019年4月28日より、東映特撮ファンクラブにて『仮面ライダーブレン』の配信が開始されます。vシネマ『仮面ライダーチェイサー』(2016)、『仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート』(2016)に続く、『仮面ライダードライブ』のスピンオフ作品です。 金neko 2019年4月28日より、東映特撮ファンクラブにて『仮面ライダーブレン』の配信が開始されます。Vシネマ『仮面ライダーチェイサー』(2016)、『仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート』(2016)に続く、『仮面ライダードライブ』のスピンオフ作品です。『仮面ライダーブレン』は元々、2017年4月1日に『仮面ライダードライブ』の公式Twitterがエイプリルフールのネタとして発表したものです。今回の邦画特撮大全は、平成仮面ライダーシリーズ第16弾である『仮面ライダードライブ』を特集します。「刑事ドラマ」「敵役」という側面から、『仮面ライダードライブ』を紹介しましょう。スポンサーリンクCONTENTS主人公である泊進ノ介を演じたのはデビュー間もない竹内涼真。『仮面ライダーW』(2009~2010)以降、仮面ライダーシリーズの主演はジュノンボーイ出身者で占められていましたが、唯一ジュノンボーイ出身が主演ではないのが本作です。ただし詩島剛/仮面ライダーマッハ役の稲葉友、チェイス/仮面ライダーチェイサー役の上遠野太洸はジュノンボーイ出身です。また彼ら2人のほかハート役の蕨野友也、ブレン役の松島庄汰らは東映特撮作品のオーディション常連参加者でした。進ノ介の相棒・詩島霧子を内田理央が演じています。また変身ベルトの音声をラジオDJでお馴染みのクリス・ペプラーが担当しています。本作の主人公である泊進ノ介/仮面ライダードライブは警視庁・特殊状況下事件捜査課(通称:特状課)の刑事です。これまでのシリーズにおいて、警察官の仮面ライダーは登場したことがありましたが、主人公に選ばれたのは初です。そのため本作の物語は、主人公たちによる捜査が主軸に置かれた刑事ドラマの形式となっています。物語の形式だけでなく、細かい部分にも刑事ドラマの要素が見られます。例えば特状課は劇中で島流し部署として描写されますが、これは人気刑事ドラマ『相棒』の特命係を連想させます。また進ノ介と彼をサポートする特状課の巡査・詩島霧子との関係性も劇中“相棒”と表現されています。相棒という点で忘れてはいけないのが“ベルトさん”です。ドライブを開発した科学者クリム・スタインベルトの意識がダウンロードされた変身ベルトで、助言を施すなど相棒である進ノ介とコミュニケーションをとります。さらに進ノ介は、仮面ライダーでありながらバイクではなく車を移動手段に用いています。この2つの要素はアメリカのカーアクションドラマ『ナイトライダー』(1982~1986)を意識したものです。そして、当初は敵怪人・ロイミュードを倒すことで事件を解決していましたが、刑事ドラマとして犯人逮捕=手錠をかける映像が欲しいという事になりました。そこで登場したのが“融合進化態”という設定です。融合したロイミュードと犯罪者を分離させ、ドライブがロイミュードを撃破する事で特撮ヒーロー番組としてのカタルシスを、進ノ介が犯罪者を逮捕する事で刑事ドラマとしてのカタルシスをもたらすのです。スポンサーリンク『仮面ライダードライブ』には魅力的な敵役たちが多数登場します。その中でも、物語全体を通して進ノ介たちが敵対する相手として描かれている存在が、機械生命体“ロイミュード”です。人間の姿や記憶をコピーする能力を持ち、人間の欲求や欲望を学習して進化していきます。108体存在するロイミュードの頂点に立つのがハートです。ロイミュードの王として仲間たちを導く一方で、自由主義者のため仲間の勝手な行動も容認します。仲間のロイミュードを“友達”と呼び、彼らが倒されるたびに涙を流しその死を悼みます。そして敵でありながらも、主人公である進ノ介には敬意をもって接しています。ロイミュードの頭脳役は、『仮面ライダーブレン』の主人公に選ばれたブレンです。分析や情報収集を担当し、性格は神経質で規律に厳しいです。登場当初のブレンはクールなイメージでしたが、シリーズが進むにつれコミカルな場面が増えていきました。特にブレンがシリーズ後半で見せた激情しながらハンカチを噛む様は視聴者に強い印象を与えました。またシリーズ中盤から登場した真影壮一。国家防衛局長官で参議院議員ですが、その正体はロイミュード001。ロイミュードの指導はハートに任せ、自身は人間社会に身を置き暗躍していました。そんな真影を演じたのは実相寺昭雄監督作品の常連である堀内正美。堂々とした存在感を見せ、仮面ライダードライブたちを圧倒します。さらに、真影と同じく、シリーズ中盤から登場したのが捜査一課長の仁良光秀。嫉妬深く嫌味で陰険な性格で、特状課の面々を「クズ」と見下します。彼は真影と内通しており、12年前に進ノ介の父・英介を殺害した犯人でもあります。ハートやブレンといったロイミュードたちが敵でありながらも感情移入できるキャラクターとして描かれているのに対し、仁良は完全な悪役として終始描かれます。仁良を演じた飯田基祐は、数多くの一般ドラマに出演する名脇役俳優です。他作品では冷静なイメージの役を演じることが多い飯田ですが、本作では嫌味な仁良をコミカルかつややオーバー気味に演じています。竹内涼真・内田理央らの出世作となった『仮面ライダードライブ』。特撮ヒーロー番組としても、刑事ドラマとしても楽しめる作品となっています。次回の邦画特撮大全は、『仮面ライダードライブ』と同じく警察官が変身する仮面ライダーが登場した『仮面ライダーアギト』(2001~2002)を特集します。お楽しみに。Category : Tags : 連載コラム『だからドキュメンタリー映画は面白い』第35回 少年パパラッチが、お騒がせセレブたちに突撃取材! 今回取り上げるのは、2010年にアメリカ公開されたドキュメンタリー映画『ティーンエイジ・パパ … 連載コラム『大阪アジアン映画祭2019見聞録』第14回 3月8日から17日まで10日間に渡って催された第14大阪アジアン映画祭も無事閉幕。 アジア圏の様々な国の多種多様な作品51本が上映され、グランプ … 連載コラム「電影19XX年への旅」第4回 歴代の巨匠監督たちが映画史に残した名作・傑作の作品を紹介する連載コラム「電影19XX年への旅」。 第4回は、『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレンジ』の … ちば映画祭2019エントリー・亀山睦実監督作品『恋はストーク』が3月31日に上映 「初期衝動」というテーマを掲げ、2019年も数々のインディペンデント映画を上映するちば映画祭。 そこで上映された作品の … 連載コラム「SF恐怖映画という名の観覧車」profile089 過去のSF映画の傑作をご紹介するこの企画も、遂に1970年代へと入りました。 この時代のSF映画は特撮技術も大幅に進歩し、現在でもシリー … Today's RankingCategory 映画感想レビュー&考察サイト