英文メールを送るとき、最後に悩むのが件名(タイトル)ではないでしょうか? 日本語でも、メールの件名は効率的なコミュニケーションのカギ。「お礼」「挨拶」「確認依頼」などの用件別に、英語で書く「タイトル・件名」の使えるサンプルをご紹介します。

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メールを送る時、「件名ってこれでいいのかな……」なんて悩むことはありませんか?仕事では特に、件名の書き方一つでメールを開封してもらえなかったり、返信率に影響したりしてきます。大切な方へ送ったり重要な場面で使うメールだからこそ、まずはメールで一番最初に見られる件名を悩まずスマートに作成できるよう、ポイントを押さえておきたいですよね。今回は、送ったメールを高確率で開封・返信してもらうために、「メールの件名」をつけるコツをご紹介します。メールに件名をつける際の基本から返信する時の対応、NGポイントをしっかり確認していきましょう。目次前述したように、メールの件名は開封・返信に影響を与えます。特に、仕事などで普段からメールのやりとりが多い場合、メールをチェックする時に件名を読んで優先順位を判断している人もいます。一番に目につく件名に、必要のない情報まで長々と書いてしまうと、内容がよくわからなかったり読むのが面倒になったりして、後回しにされてしまう可能性が高くなります。受信リストを見た時に内容が理解できるよう、一見どの件名も「会議の日程」に関するメールであることはうかがえますが、上記の例で具体的で目的がはっきりしているのは3.ですよね。まずは、3.のように件名だけで相手に内容が伝わるよう、次のポイントを覚えておきましょう。件名は基本的に、「いつの話なのか」は、セミナーや会議の日程が決まっている場合、返信に期日がある場合などに必要となります。「〇/〇30締切」「〇月〇日開催」「第〇回」などを明記すると「いつの用件なのか、いつまでに返信が必要なのか」が特定でき、重要度が認識しやすくなります。「何の用件なのか」は、件名には必須です。件名を読むことで相手に「どういう概要なのか」については、どういう目的のメールで相手に何を求めているのかを明記するようにしましょう。「〇〇のお願い」「〇〇のご連絡」「〇〇のお礼」と入れることで、読み手がより内容を具体的に理解することができます。以上の3点がメールの件名をつける上での基本となります。親しい間柄の方とのやりとりでも、この3点は忘れないよう注意しましょう。ここからは、基本的な件名にプラスで取り入れたい要素と、返信メールの件名についてもご紹介していきます。より丁寧で、より見やすい件名になるようにポイントを押さえていきましょう。1つ目のポイントは、初めての方へメールを送る時、お客様へメールを送る時には、どこの誰が送ってきたのか分からないメールは、開いてすらもらえない可能性もあります。せっかく送ったメールを開いてももらえなかったら意味がないですよね。件名に会社名や名前を入れるという小さなことですが、ここを徹底することで顔が見えない相手にも信用してもらえるでしょう。ここで避けて欲しいのは、初めての方だからと言って件名に「はじめまして」と入れてしまうことです。「はじめまして」というタイトルは2つ目のポイントは、前項でも紹介しましたがカッコなどの記号があると、目に付きやすく、見た目での判断がしやすくなります。また、メールの内容が分かる情報にカッコを用いることで「どんなメールか」がより伝わりやすくなります。上記のように、このメールはどういうものかを【】の中に明記することで、一目で優先度を判断できるようになります。また、会社名や名前を【】に入れることで、迷惑メールなどと区別しやすく、初めての方に送る時にも安心ですね。【】には様々な使い道がありますが、3つ目のポイントは、1つのメールに複数の要件を記載している場合、件名にはそれらを簡潔に示します。数が多い場合には、要件の数を明記すると見やすい件名になります。上記のように表記方法は様々ですが、内容がわかりやすい書き方を選択しましょう。最後のポイントは、返信メールについてです。相手からのメールに返信する際、件名に「Re:」がついていると、受信者側にとっても、自分に関係のあるメールであることが一目でわかるようになります。自分に関係があるか分からない新規のメールよりも、確実に関係のある返信メールを優先する場合が多いです。自分が送ったメールを優先して読んでもらうためにも「Re:」はつけたままにしておきましょう。しかし、返信する際に必ず「Re:」が必要というわけではありません。メールのやりとりをしている中で話題が変わった場合には、「Re:」をつけて返信するのではなく、新規で別メールとして送ります。また、もし送られてきたメールに自分の名前が入っていたら、この場合も件名を変えて返信しましょう。↓上記のように、自分の名前を消して相手の名前に「様」をつけると、より丁寧な返信になります。件名をつけるコツは理解していただけましたか?次は、英語でメールを送る場合に件名はどうするべきかをご紹介します。基本的には日本語と同じように、メールの内容が伝わるようにしますが、変に奇抜にしてしまうと、スパムメール判定をされる場合がありますので、英語に慣れていない方は「お決まりの型」を使うことをおすすめします。また、日本語と同様に「Hello」「How are you?」というような挨拶表現も、ビジネスメールとしてはこのましくない表現だとされています。今回は、英語でもしっかりとした件名をつけられるよう、例文を見る前に、英語のビジネスメールで使える定番キーワードを覚えておきましょう。上記の例は、件名の基本的な要素である「どういう概要なのか」に当てはまります。それぞれに、「いつの話なのか」「何の要件なのか」を付け加えて、英語でも簡潔かつ具体的な件名にしていきましょう。まずは、理想的なメール件名の例を上げていきます。携帯電話では30文字までしか表示されないため、文字数は上記のように、日付や概要を明記したり挨拶メールに名前を入れるなど、日本語での件名のつけ方と同じように行えば、失礼がなく具体的に内容が伝わる件名にすることができます。次に、英語の件名で避けた方が良い表現をご紹介します。英語が苦手な方は、一つの単語のみで件名を済ませてしまいがちですが、例えば、といった単語だけの件名は、ストレートすぎて相手によくない印象を与えてしまう可能性があります。英語の件名で多用される「Thank you」を使用する場合などは、「Thank you for (today’s discusstion) 」といった文章にすることで、より丁寧な表現をすることが可能になります。また、これらのことに注意し、英語でもできるだけ丁寧な表現で件名をつけるように心がけましょう。最後に、件名をつける際に避けるべきことをご紹介したいと思います。前述したポイントを押さえた上で、避けるべきことも頭に入れておけば、件名で相手に失礼な表現をすることはなくなりますよね。今回は、NGポイントを3点に絞って解説します。先ほど、【】を用いて表記をすると見やすくなるとご紹介しましたが、【】の内容が【重要】や【緊急】など、ただ注目を集めたいだけ、または相手にとってそれほど重要でないメールにこれらの言葉を使用すると、不快な思いをさせてしまうだけでなく、相手からの信用もなくなってしまいます。顔を合わせず、文章だけでやりとりをするメールだからこそ、言葉一つ一つで相手はあなたを判断しています。メールを受け取った人がどんな印象を持つかを考えた上で言葉を選択していくようにしましょう。「①」や「㈱」などの、囲み文字やカッコつきの略称、「㎝」などの単位は、「機種依存文字」といい、PC環境によっては文字化けして読み取れない可能性があります。意外と気付かずに使用してしまうことがあると思いますが、意味不明な文字に変換され、相手を混乱させてしまうことがあるため、ビジネスメールには使用を避けた方が良いでしょう。件名をつける際に、テンプレートや引用を行うことで、不注意によって件名と本文にズレが生じてしまうことがあります。特に、また、前に送信したメールや返信メールを引用すると、本文だけ変更して件名を変更し忘れてしまうことや、「Re:」がついたまま送ってしまうこともあるため、必ずチェックをしてから送信するようにしましょう。メールの件名をつけるコツをご紹介してきましたがいかがでしたか?仕事をする上で、取引先の相手や顧客とのやりとりでメールを使用することは避けられません。冒頭で述べたように、できるだけメールの開封・返信を早くしてもらえれば、お互いに仕事の進行もスムーズになりますよね。文章でのやりとりは、言葉遣い一つや少しの表現の工夫で、相手からの印象を大きく変えることができます。メールで件名をつける際のポイントを押さえ、相手のことを配慮した件名を作成できるようにしましょう。土日祝を除く 10:00 - 17:00法人契約数9年連続No.1のメール配信サービスをお客様のサービスとしてご活用くださいブラストメールをご紹介いただくと、件数に応じてキャッシュバックCopyright © RAKUS Light Cloud Co., Ltd. All rights reserved.
気になる話題イッパイ!英会話の上達に役立つニュースメディア 効率的に仕事を進める上で、用件がすぐに分かるようなビジネスメールを送ることはとても大切。もちろん重要なのは本文ですが、仕事ができる人は「英語メールの件名」の書き方が洗練されてるんです!逆を言えば、件名が分かりにくいと、大切なメールを読んでもらえないことも…。迷惑メールと勘違いされてしまっては困りますよね。今回はビジネスシーンで好印象な、「英語メールの件名の書き方」を学んでいきましょう!記事の目次まずはシチュエーションに分けた英語メールの「件名の書き方例」をご紹介します!ビジネスメールでは、題名の冒頭に使われる定番の固定英語表現というものが存在します。それを効果的に使うことで、「どんな種類のメールなのか」、「このメールにどう反応すればいいのか」という合図を受信者に出してあげることができるんです!そんな冒頭の固定表現の例がコチラ!使う際は、他にも面白い固定表現にこんなものがあります!こちらに関しては冒頭ではなく、件名の最後につけるものです。これらの定番表現は、必ず使わなくてはいけないというものではありません。必要があれば使うと分かりやすいというものなので、関係のないところで無理に入れる必要はゼロ!相手にしてもらいたいことがある時は、”request”(依頼)を使って件名を作りましょう!ちなみにこの”request”は、「正式に」かつ「丁寧に」何かを要請する時に使われる英語です。軽くお願いする時には、少し不適切かもしれません。また”request”をつけずに、”please ○○”(○○してください)の英語でお願いすることも!「ありがとう」の気持ちを送る時は、やはりシンプルに”thank you”の英語がキーワードとなります。一目でパッと「お礼」の内容であることがわかりますね!忙しい相手を気遣い、時間を取らせないことを示したい時は、こんな英語の件名も!イベントや会議等に誘う時は、”invitation”(招待)の一言をお忘れなく!情報を引き出すために問い合わせをする時は”inquiry”(問い合わせ)の英語を入れれば、一目で用件が分かります!不明点を解消するために質問をする時は、”question”(質問)で!「情報を要請する」という言い回しでもOK。使い勝手のいい「○○について」や「○○の件に関して」という言い回しを使いたい時は、”regarding”(について)を駆使しましょう!ただしこの英語ですと具体性に欠けるので、あまり強くオススメはできません。しっかりと内容を伝えたい場合は、本文にあった英語キーワードをきちんといれるようにしましょう!続いて、英語メールで件名を書く時のポイントをご紹介!気をつけておきたい部分を、しっかり把握しておきましょう!メールの件名は簡潔に仕上げて、短くするよう心がけましょう!受信一覧で見た時に、件名があまりに長いと後ろの方がしっかり表示されなくなってしまいます。パッと見ただけで、しっかりと用件が掴める長さにしておくのがポイント。50文字より多くならないようにするのが目安です。「短くすべき!」とはいえ、件名がたったの1語はNG!適当に送信された印象になりますし、何よりも情報が少な過ぎて、用件が掴みきれません。最悪の場合、迷惑メールと勘違いされますので、1語だけで送るのは絶対に避けましょう!長くてもダメですが、短過ぎてもダメというわけです。メールタイトルの英単語は、最初のアルファベットを大文字にするのが基本。本や映画のタイトルの表記と同じ要領ですね!例えばこんな感じ!ただし、全部の頭を大文字にすればいいというわけではありません!以下の種類は、件名の冒頭にない限り、必ず小文字表記になります。先ほどの例では、”of”が小文字表記になっていましたね!感覚的に、一番最初に見える文字を「重要」と考えることが多いですよね。そのため、メールの中で伝えたい最も大切なキーワードを、件名の頭に持ってくることがポイントとなります!大事なものは先に!鉄則です。簡潔に短くメールタイトルを収めるのが重要なので、余計なワードはとにかく無くしましょう!そこまで大切でなく、本文内で書けば済むものであれば、徹底的に省くのです。例えば”Hello”などの挨拶ワード!別に件名にいれなくても、本文にいれれば十分ですよね。伝達内容としては重要でないので、真っ先に無くしてください!一番の理想は、題名を見ただけで本文の内容や要旨が分かること。忙しいビジネスパーソンにとって、時間はとても大切。「ん?これどういうことだ?」と相手に考えさせてしまうようなタイトルは、いわば迷惑行為とも言えます!「何を伝えたいのか」を整理し、しっかりとフォーカスが定まった件名を心がけるようにしましょう。あれもこれもと要素を詰め込まず、明確&具体的な題名にするのがベストです。「大切な内容なのに、一向に返事が返ってこない…」という状況は、仕事をしている上でよくある話。そういった場合は、別途「催促メール」を送らなくてはいけませんよね。参考:ただし返事がきちんと返ってくるように、こちらであらかじめできる努力もあります!それはしっかり件名に「要返信」のメッセージをいれるというもの。題名内に何度も言うようですが、ビジネスにおいて時間は貴重なんです。決まった日までにやって欲しいことがあれば、しっかし締め切りを題名内に明記しましょう!具体的な日時が書いてあると、それだけでそこに意識が集中するので、非常に効果的です。焦点をあてたい英語があれば、あえてそのワードを全て大文字にするといいでしょう。大文字はその名の通り存在が大きくなるので、強調したい時にオススメ!ただし題名の8割や全部を大文字にするのはNG!逆に読みにくくなりますし、迷惑メールと誤解される原因にもなります。最後に、ビジネスメールでよく登場する英単語をご紹介します!定番の表現はしっかり叩き込んでおくのがオススメです。・いかがでしたか?今回ご紹介した定番フレーズを覚えるのと、しっかりとポイントを習得して、好印象な件名を作れるようになりましょう!関連記事英語で「猛暑」を表現したい時、みなさんだったらどんな風にいいますか? 「暑いは”hot”と言うの … 英語の”clean”と”clear”は、どちらも「きれい」を意味すること … お母さんのみんな注目ー! 日本語には「ママ/お母さん」を使った名称がたくさんありますよね。働き方を表す「働くお母さん」の … 「主題」を意味する英語には、”subject”と”topic”があります … 英語の”write”と”draw”の使い分け、みなさんはバッチリですか? … アメリカ・ケンタッキー生まれ。 2歳で日本に帰国、15歳で再度カリフォルニアへ。 現地高校卒業後...岡山県出身。小学生の頃、ディズニー映画「アラジン」の「A Whole New World」を英語...子供の頃から英語が大好きで、中学1年の時に勉強を始める。 20歳で単身渡米し、5年半NYに居住。...英語文法に興味をもち、大学で言語学を専攻。 在学中に1年間カナダへ留学し、TESOL、翻訳を学ぶ...1歳から7歳までベルギーに住む。 小学2年生で日本に帰国し、中学2年生の時にオーストラリアに移り...Copyright© できるビジネスマンは、件名を見ただけで内容がわかるように工夫します。メールの中身を具体的に件名に書くようにすれば、見つけやすくなります。また、早急に対応して欲しいメールはその旨を件名に書けば、相手のリアクションも早くなるでしょう。 ビジネス英語メールの件名について注意点と例文を紹介しています。英文メールで件名(タイトル)はとても重要な役割を持ちます。問い合わせ,お願い,お礼,お知らせ,注文,催促,フォローアップなどなどたく … メールの件名は具体的かつ簡潔に.