SHARE『アナと雪の女王2』はネタバレあらすじ以外にもエルサの力の秘密についての考察も盛り上がっています。11月22日に日米同時公開され、公開からの10日間で興行収入40億円を突破するなど、さすがアナ雪2というべきロケットスタートを見せた本作。 アナ雪2は前作を踏まえつつ「エルサの力の秘密」という大きな謎で結末まで引っ張っていくものとなっておりますが、前作のあらすじを押さえた上で、ネタバレありで、エルサの力の源泉を考察&解説して参ります! 劇場に観にいく時間はないけれど、『アナと雪の女王2』のあらすじは押さえておきたいという方も、まだ未見でネタバレや考察は知りたくないという方も、ネタバレアラートは出しますのでご安心くださいね。Contents A post shared by  素手で触ったもの全てを凍らせてしまう力を持つアレンデールの女王エルサは、戴冠式の日に隠していた力があらわになってしまう。王国を凍らせ、雪山に氷の城を作り上げて閉じこもるエルサだったが、王国と自分への愛を胸に命がけでエルサを助けた妹アナのおかげで自分の力を受け入れて力をコントロールできるようになり、またアナは姉を助ける過程で真に自分を愛するクリストフと出会う。 王国に温かな笑顔と陽の光が戻り、再び城門が開いた時から3年がたった。力のせいでアナを遠ざけていたエルサは、失われた日々を取り戻すように王国を治めながら、旅で出会った雪だるまのオラフやアナのボーイフレンドのクリストフやトナカイのスヴェンなどと穏やかで平和な日を過ごしていた。しかしある日、エルサにだけ聞こえる”不思議な歌声”が聴こえてくる。大事な人たちとの幸せがあるものの、歌声に導かれて仲間たちと試練の旅に出たアナとエルサ。 前作では隠すべき能力とされたエルサのパワーですが、今回は謎が明かされるとのこと、秘密が明かされるワクワクが止まりませんね! ここからアナと雪の女王2のストーリーをネタバレしていきます。物語は子供時代の思い出から始まる。エルサの能力をアナも受け入れていた幼い頃、魔法で遊んで寝ない二人に父王のアグナルが寝物語として一度だけ訪れた「魔法の森」の話を語り聞かせ、子供達は母である王妃のイドゥナの子守唄で眠りにつく、愛情にあふれた日々がそこにあった。 アレンデール王国が女王エルサの戴冠式で危機に見舞われてから3年後、エルサは心を閉ざしていた頃と違い、妹のアナやアナの恋人のクリストフとクリストフの相棒のトナカイのスヴェン、また雪だるまのオラフなど大事な人たちとのふれあいを大事に思い、また離れていた姉妹の絆はより強固なものとなっていた。 そんな中、今の生活を壊したくないと無視を決め込むエルサだったが、どんどんと声が大きくなっていくことに不安を隠せなくなり、アナも異変を察知したが、心配をかけたくないエルサは何でもないと言ってしまう。 自分を呼んでいる声だと気づいたエルサが外に出ると、王国の街灯が一斉に消え、強風が吹き荒れ、地面が揺れ、水が枯れるという天変地異が起こり、王国の民は崖の上に避難し辛くも命は助かる。そこへトロールの長であるパピーが現れ、アレンデールは過去にエルサたちの祖父のルナード国王が自然の精霊の加護を受ける魔法の森の人々ノーサルドラと友好関係を結ぼうとしていたが、友好の証のダムの竣工式の際に行き違いから戦争状態となり、怒った精霊たちにより森から出られなくなっており、その森にたどり着くことによりアレンデールの過去や今回の件の糸口がつかめるということで、エルサ、アナ、クリストフ、スヴェン、オラフの一行で冒険へ向かうこととなる。 声に導かれて向かっていくと、霧で覆われた魔法の森が現れる。入ろうとすると霧により追い出されてしまうが、自然の精霊たちが住む森の中で、オラフに風の精霊・ゲイルが竜巻となって襲ってくる。エルサが自分のパワーで対抗すると、風に巻き上げられた雪が彫刻となり、少年時代の父王アグナルが少女の腕に抱かれている姿になった。そこへ魔法の森に閉じ込められてからずっと戦い続けているノーサルドラの人々と、アレンデールの兵士たちが姿を現すが、兵士のうちの一人がアグナルの護衛だったマティアス中尉であることに気づく。火の玉攻撃を仕掛けてくる火の精霊サラマンダーもエルサのパワーで手なづけ、双方から話を聞くうちにどうして森が魔法で閉ざされてしまったのかが明らかになってくる。 精霊たちの怒りの理由を森を調べることで探っていくエルサたち一行。その過程で、森の中で諍いが起こった時にまた両親の難破船を発見し、エルサの力により「水の記憶」を辿り過去を明らかにすると、エルサの魔法の力を解き明かすために「アートハラン」という伝説の河にいく過程で荒れ狂うダークシーで船が難破したこと、また両親が向かっていた場所の地図も発見する。当然ながらエルサと一緒に行こうとするアナとオラフだったが、非常に危険な場所であるためエルサは氷の船を作り二人を遠ざけ、単独ダークシーへと向かうのであった。 それでは A post shared by  ダークシーでは、元々の荒波、さらには水の精霊ノックによるエルサへの攻撃に阻まれ、なかなか進むことができない。何度も冷たい荒波にのまれ、チャレンジするエルサはとうとう水の精霊ノックを飼いならし、ノックに乗ってアートハランへたどり着く。不思議な声の主と邂逅したエルサは、記憶を持った水の結晶である氷の彫刻により真実を知る。実は友好の印としてダムを送ったと言われていたが、全てを知ったエルサはアートハランの冷たさに力が奪われ凍りついていくが、最後の気力を振り絞ってアナへと真実を伝えるのであった。 祖父の非道な行為を知ったアナは魔法の力がないため溶けゆくオラフを助けられないことを嘆くが、知恵を振り絞り、ダムを壊せば精霊の怒りは解けると考えつく。そこでダムが決壊し、大量の水が一気にアレンデール王国へと流れ出ると復活したエルサが水の精霊ノックに乗り一気にアレンデール王国まで戻り氷の壁で大量の水から王国を守り、 アレンデール王国では、アナが新女王に就任。姉妹の絆が、諍いあっていた二つの国をつなぐ架け橋となり、離れていても心は常に寄り添っているのであった。  A post shared by  エルサの力は理由は、両親たちの出会いが鍵となっていました。 自然と共生し、精霊たちの加護にある魔法の森の住人であるノーサルドラの少女だったイドゥナは、祖国に卑劣な罠を仕掛けてきたアレンドール王国のルナード国王の息子である王子アグナルを、戦いの最中に助け、恋に落ちます。二人はアレンデールへ命からがら逃げ延び、結婚し、エルサを授かります。 そんな経緯の二人から生まれたエルサは精霊の加護を得ており、魔法を使える存在であるエルサは、自然の精霊と共にあるノーサルドラの人々と魔法の森で暮らすことが本来の姿ということとなり、ノーサルドラの女王として新たな使命を全うすることとなります。 何と言っても前作ではエルサの魔法は「コントロールできない困った力」として描かれていましたが、アナ雪2では魔法を受け入れて、パワーアップ&バージョンアップしていくエルサの堂々たる姿が印象に残ります!  A post shared by  前作『アナと雪の女王』ではディズニー映画初のWヒロインの採用に始まり、ヒロインの一人であるエルサは王子様と結ばれてハッピーエンドという恋愛を解決手段とせず自分の力を受け入れることにより周囲と調和する自立したヒロインだったこと、またもう一人のヒロインであるアナを惑わす悪い男が王子のハンスであり、市井の人であるクリストフが真にアナを愛する男だったなど異例づくめで評判となりました。 続編の『アナと雪の女王2』では一歩進んで、アレンデール王国を出て真に自分の力と向き合うエルサとエルサの一番近くで支えるアナの物語となりますが、 その観点でいくと、前作ではあっさりと死んでしまったエルサとアナの両親のアグナル王とイディナ王妃の物語が背景にあった本作は、やはり人間性の成長の物語でした。第5の精霊であったことがわかり前作ではエルサの力でアレンデールが危機に陥ったので、エルサに頼めば解決してくれるとばかりに頼むだけだったのが、今作ではエルサの渾身のメッセージを受け取った後、オラフも失い、泣き言がでるところを力強く立ち直り、自分の危険も承知で身を呈して囮となってダムを壊させるところに、王女としての覚悟を感じさせます。 また何と言っても、エルサがパワー全開でフルで戦ったり精霊に立ち向かう姿は前作では閉じこもるために氷のお城を作り上げた時とは打って変わって、そういう意味で北国の森の美しさ、また水の美しさと怖さ、立ち向かう戦うヒロインとエンターテインメント性がさらにアップしていることも見逃せません。当然、ミュージカル要素やオラフによるギャグ要素も前作よりさらにアップ。クリストフのミュージックビデオ風のソロ曲や、オラフのアナ雪、またエンディング後のお楽しみのアナ雪2の一人芝居などサービスたっぷりなところも、流石としか言いようがありませんね。 『アナと雪の女王2』のネタバレあり結末までのあらすじを見てきました。エルサの力の秘密は公開前は全くの秘密でしたが、両親、特に母親がキーパーソンとなることは情報としてありましたが、両親の馴れ初めがエルサの力のおおもととなると考察できますね。アナ雪2は前作同様に音楽もとても良いですので、ネタバレやあらすじを分かってみてもミュージカルとしても本当に楽しめる作品となっています。まだまだ公開が始まったばかりの『アナと雪の女王2』ですが、アナ雪2ファン同士で考察を語り合うのも一興だといえましょう。 
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