英語の過去形のおさらいをしましょう。この記事では、past のイメージを元に、過去形の意味・用法(「過去の行為」「過去の状態」「丁寧さ」)について解説しました。また「過去形と現在完了形の違い」についても言及しています。 【過去形と現在完了形】英語の文法の基礎です。受験や英語の資格などの勉強をはじめ、英語の文法をやり直したい方向けの記事です。英語の文法が苦手だった元高校教師だからこそできるわかりやす〜い解説を提供します! →時制:現在単純形 →助動詞 would, could, might, should →助動詞 canとbe able toなど ※動画の閲覧には、PEN英語塾へのログイン(有料)が必要になります。   小さな節とは具体的にどういったことを意味するのでしょうか。「PEN英語教師塾」の動画レッスン講義シリーズより、「動詞の構文2」 を紹介します。 (さらに…) 英語の助動詞の使い分け方を学ぶ 2018/07/26 英語の助動詞は、中学2年生あたりで学習する分野です。助動詞とは、英語の文章で使われる can や will、must といった語句のことを指します。助動詞は、動詞を助けるという補助的な役割を持つことから、意味役割において重要ではないと解釈されることがあります。しかし助動詞は、英語を理解する上で重要な役割を果たしています。   →動詞の構文2 過去の事を表すので、昨日(yesterday)や先週(last week)が文章の中に入る。 また、一般動詞の場合は、語尾に -ed を付けることで過去形になる。 ここで過去を表す言葉と動詞の過去形をたくさん紹介している。これらを覚えれば英語レベルがアップする! 英語の「過去を語る表現」を学ぶ | weblioオンライン英会話 学習塾向けサービス 【受付】10:00-17:00/土日祝休英語には現在時制と過去時制の2つの時制があります。時制を使った表現では、どの時間に焦点をあてるかによって、単純形や進行形、完了形、完了進行形などを使い分けます。 → 目次過去単純形は、過去のあることを静止画的(スナップショット的)に表現をする時に用います。 私はずっと昔にそれをしました 今その瞬間になされたことについても過去単純形で表現します。 やったあ! 間に合った! 見つかった! 今この瞬間のことや、随分前のことは、どちらも過去単純形で表現します。過去に起こったことの報告や記述をする場合も過去単純形を使います。 大統領は先週、心臓発作で倒れた 食べ物以外は全部すばらしかった 物語の描写をする時も過去単純形を用いることができます。(「メリーさんの羊 Mary had a little lambより) 昔々、ある小さな渓谷に、おじいさんとおばあさんが住んでいました メアリーさんは子羊を飼っていました その毛は雪のように白かった メアリーさんが行くとこはどこでも 羊が必ずついて行った ある日のこと、学校までついて来た 校則違反なのに 子どもたちは大はしゃぎ 学校に羊がいるのを見て そこで先生が羊を追い出した でも小さな羊は近くで待っていた とても辛抱強く メリーさんが出てくるまで過去単純形では、usually や often、sometimes などの頻度を表す副詞を伴って過去の習慣を表現することができます。 池によく泳ぎに行った 次の文は、日曜日の過ごし方を尋ねられて回答したもので、過去形が用いられています。 過去進行形は、was/were doing〜(〜している進行状態にあった)で表現します。was/wereには「〜にあった」という意味があり、doingには「~している進行状態」という意味があります。過去単純形が静止画的な描写なのに対して、過去進行形では、文の描写に臨場感を与えることができます。 午前6時、レスリーはまだ寝ていた。一方ジェフはシャワーを浴びていた 午前7時、両者とも会社に向かうために家を出ようとしていた過去進行形の動画的描写を活かして、背景を描写することができます。次の文は、過去進行形によってアリが現われた背景(background)として、キリギリスが飛び跳ね、歌っていることを描写しています。 ある夏の日の野原、キリギリスは心ゆくまで飛び跳ねたり歌ったりしていたところ、アリが登場しました。過去進行形は、always や constantly を伴うことで、過去に行っていた反復行為を表すことができます。 彼女は愚痴ばかり言っていた 子どもの頃、ぼくはいつも他人に迷惑をかけてばかりいた過去完了形は、had done を使います。had done は、「何かが為された状態を(過去のある時点で)有していた」という意味合いがあります。 手術をする前に4週間ずっと入院していました 過去完了形を使う条件は、過去のある時点を設定して、それ以前に話題が及ぶ場合に限られます。上の文では、「手術をした」が過去の時点で、その前に「4週間入院していた」ので過去完了形を使って表現します。 彼女はスリランカに来る前にシンハラ語を勉強していたのだろうか 警察が到着する前に家具類は誰かによって動かされたのだろうか パーティーが終わったら、ゲストたちは足早に帰って行った 過去完了形は、過去の時点が想定可能であれば、明示的に過去の時点を示さないで使うこともできます。 彼がテストでカンニングをしていたことはわかっていた その時、3章分をすでに書き終わっていた 自分が10年間過ごした街を訪れる決意をした過去完了進行形は、had been doing で表現します。had been doing は、「ずっと何かが行われていた状態を過去のある時点で有していた」という意味合いがあります。次の英文は、どちらも「君が来るまで、ぼくは何時間も待っていたんだよ」という意味があります。  上の英文は、過去完了形でも過去完了進行形でも表現できる文です。had been waiting を使った英文のほうが、〜ing で臨場感が出る分だけ感情的な表現になります。 次の英文は、尋ね人欄に掲載された文で、過去完了進行形の他に現在完了進行形も用いています。 クリス・ブラウン。19歳。5フィート8インチ。140パウンド。髪の毛と目は茶色。カリフォルニアのオークランドに居住しており、サンフランシスコで働いていた。彼女は1997年6月23日より失踪中 失踪した過去の時点よりも前に働いていたため、  英語の現在単純形を学ぶ 2018/08/03 英語の動詞は、時制(現在、過去、未来)と、アスペクト(単純形、進行形、完了形、完了進行形)で形が変化していきます。時制が現在で、アスペクトが単純形の動詞を現在単純形と呼びます。現在単純形は、中学校1年生の初期に学習する内容ですが、実感として理解しようとすると難しいところがあります。   ※動画の閲覧には、PEN英語塾へのログイン(有料)が必要になります。   「PEN英語教師塾」の動画講義から、助動詞の使い分け方や意味の違いを学んでいきましょう。講師は、慶應義塾大学名誉教授・ココネ言語教育研究所所長の田中茂範先生です。動画の長さは29分です。 (さらに…) 英語の助動詞の使い方を理解しよう 2018/08/24 英語の助動詞には、wouldやcould、should、mightなどがあります。助動詞は、過去のことを話すこともあれば、現在のことを話すこともあります。それぞれの話す場面に応じて正しい助動詞を使うことが求められます。   ペンギン英語ここからはイラストを使いながら、英語の文法「過去形」と「現在完了形」の違いを説明してきます。① 形その文法事項がどんな形で表されるのか② 意味その文法事項はどんな意味を持っているのか③使い方その文法はどんなシチュエーションで使えるのか動詞の過去形(一般動詞でもbe動詞でも)過去のあるポイント(一点)で行ったことを表す。ちなみに、どこからが過去なのかという質問があったりするが、「話す人次第」である。たとえ3秒前でも100年前でも話す人が「過去のこと」と思った場合には過去形を使う。last night, last weekend, yesterdayと行った過去のある時点を指す言葉とともに使われることが多い。I watched Anime last night.私は昨日の夜アニメを見た。I ate sushi last weekend.私は先週末スシを食べた。※「○○回したことがある」と回数をいう時には以下のように表現する。つまり、3回以上の場合には、「数字+times」で回数を表す。過去にしたこと、過去から続くことを現時点でhaveしている(抱えている)ことを表す。つまり、継続していること、過去の経験、過去からやっていたことが完了していることなどを表したりする。I have been to London.私はロンドンに行ったことがある。→ロンドンに行ったという経験を抱えているI have lived in Japan for 2 years.私は日本に2年間住んでいる。→現時点で2年住んでいるという状況を抱えている。今回紹介した過去形と現在完了形の違いが少しでもわかったなら、大きな成長です。英語は時制(時間の前後関係)に厳密な言語なので、この2つの違いを理解していることは非常に大切です!また、現在完了形は中学、高校の英語の授業で習いますが多くの人がわからないまま放っておいてしまいがちな部分です。オトナになってから英語を勉強されている方でも英語の文法で現在完了形に苦手意識を感じる方は多いのではないでしょうか。have(has)が使われているのには理由があります。過去のことを「抱えている(haveしている)」というニュアンスなんです。この感覚を理解し、あなたが自分で使えるようになる為にも練習が必要ですね。現在完了形と過去形、両方を使ってこれまで何回東京タワーに行ったことがあるのか作文してみましょう。I went to Tokyo Tower 3 years ago.I also went to Tokyo Tower last year.So, I have been to Tokyo Tower twice.ちょっと無理やりですが、練習だと割り切ってやってみてください。これまでのあなたの人生であんなこともしたな、こんなこともしたなと振り返ってそれを現在完了形を使って表現してみてください。できるだけたくさん出してみましょう。もちろん、大それた事出なくて全然構いません。文法を自分で使えるようになるのに大切なのが「文脈の中で使い方を体得すること」だと思います。その上で中級者以上の英語学習者におすすめなのがこの本です。英語で英文法を勉強する本です。日本語の訳を通さないで直接英語のニュアンスがわかるので「こういう時に使うのか」というイメージが湧きます。ぜひ、チェックしてみてください。 過去形と過去進行形の違いは分かったでしょうか。2つの違いは、「ある時」に動作が「継続」していたかどうかです。この2つの時制は日本語と対応させることが難しい部分もあり、英語特有の感覚を言えます。英語は英語として学習することで、効率的に英語を出来るようになりましょう。 英語には現在時制と過去時制の2つの時制があります。時制を使った表現では、どの時間に焦点をあてるかによって、単純形や進行形、完了形、完了進行形などを使い分けます。 →時制:過去を語る(テンス・アスペクト) ※動画の閲覧には、pen英語塾へのログイン(有料)が必要になります。 原形、過去形、過去分詞形で変化しない単語はそれほど多くありませんが、どのような単語が該当するのかまとめてみました。 (原形 - 過去形 - 過去分詞形) ・bet - bet - bet(賭ける)※bettedも存在しますがあまり使われません ・burst - burst - burst(避ける) ※動画の閲覧には、PEN英語塾へのログイン(有料)が必要になります。   PEN英語教師塾の動画「時制:現在単純形」から、現在単純形について学んでいきましょう。講師は、慶應義塾大学名誉教授・ココネ言語教育研究所所長の田中茂範先生です。動画の長さは約13分です。 (さらに…) 英語動詞構文講座第2回・「動詞+名詞+名詞」の構文を学ぶ 2018/06/18 英語の動詞構文には、まざまな組み合わせがあります。「動詞+名詞+名詞」の組み合わせも、動詞構文の1つです。「動詞+名詞+名詞」の動詞構文では、「名詞+名詞」の意味関係を知ることが大切です。そのためには、2つの名詞に架空の動詞を付けて「小さな節」を作ると理解度がアップします。   今回の【英語びより】では助動詞の過去形でよく使う「would」「could」「might」の現在形との違いについてまとめてみます。キーワードは確実性と可能性です。「will」は確実なことを言うのですが、「would」はダメな可能性があるということです