外部からの接触を拒み、孤立した集団の支配者となった鉄雄は、被災者への食料に薬物を混ぜ、帝国の構成員にも薬物を投与して能力者を育てようとしていた。一方、ミヤコの教団は被災者に食糧や能力による治癒を与えてもう一つの勢力を築いており、ケイらゲリラの生き残りも、薬物欠乏に苦しむナンバーズらと共に教団へと身を寄せる。鉄雄はやがて、薬物でも自らの力を抑えられないようになっていく。 連載当時の最終回は、アキラたちが消え去った後、金田とケイがビルの上で朝日を見つめるシーンで終わるが、先述のとおり単行本では大幅に加筆修正され、後日談が追加された。 再び暴走が止まり形を取り戻した鉄雄は、死の間際にあるカオリを見つける。そこへ隊長の武装勢力とアメリカ海兵隊がなだれ込んだ。ジョージ山田は鉄雄のために用意した特殊な細菌ガス弾を使用する。隊長の勢力はガスに飲まれ全滅するが、ガスを吸収した鉄雄はこれまでの苦悶が嘘のように晴れ、完全に肉体と精神のコントロールを取り戻す。 海兵隊を壊滅させた鉄雄の前に金田らが現れ、鉄雄と金田の決闘が始まる。ケイも加わるが、力が完全に高まった鉄雄に一方的に圧倒される。しかしアメリカ軍の戦闘爆撃機による絨毯爆撃が開始され、さらにアメリカ軍の衛星兵器「フロイド」によるレーザー攻撃がスタジアムを破壊する。鉄雄は衛星軌道へ飛翔しフロイドを破壊し、そのまま落下させて空母に直撃させる。ジュブナイルAの科学者たちは沈没する空母から辛くも脱出する。 根津の私兵、ミヤコの教団が独自に育成した能力者、大佐率いるクーデター部隊、金田たちによるアキラ争奪戦は、早朝の運河で金田らが軍に追い詰められたことで幕を閉じる。大佐の連れてきたナンバーズの子供たちがアキラの元に集まるが、アキラを射殺しようとした根津の弾丸がタカシの頭に当たってしまう。ナンバーズやアキラたちの脳内に衝撃が走り、それを引き金にアキラは37年前に東京を壊滅させた能力を再び解放した。 軍や暴徒を退けて、翌日、オリンピックスタジアムの玉座に座る鉄雄は、大佐の説得を拒否。この時鉄雄は、肥大する能力のコントロールを失いつつあり、その兆候は肉体にも現れはじめる。金田との最終決戦の末に制御不能となった鉄雄は膨張する肉と機械の塊のような怪物へと変貌を遂げる。真っ先に巻き込まれたカオリが目の前で絞め殺されるのを見た金田は決死のレーザー銃で辛くも脱出。タカシ、キヨコ、マサルらナンバーズの前に接近した瞬間、ついにアキラが覚醒する。アキラの力がネオ東京を飲み込む中、鉄雄の救いを求める声に呼応するかのように金田やナンバーズも相次いでアキラの光へ飛び込む。 ケイや甲斐、ジョーカーらと再会した金田がようやくネオ東京崩壊以後の状況を理解した頃、大東京帝国はミヤコ教の勢力に被災者を奪われている状況に危機感を持ち、構成員の士気を高めるためにオリンピックスタジアムで大集会を開くことを計画する。一方、ネオ東京沖合のアメリカ海軍艦隊の空母では、アキラを巡る現象を調査する米・ソ共同の「ジュヴィナイルA」計画に参加する軍人や科学者たちがアキラや鉄雄による力の発動を観測していた。鉄雄の能力の膨張は留まることを知らず、沖合の空母を急襲して自分を観測する科学者たちの前に姿を現し、研究者たちを嘲笑する。 暴走族の抗争は軍により制圧され、鉄雄、金田、ケイらは大佐によって軍の研究機関「ラボ」が入る超高層ビルに連行される。そこにはタカシ、かつてナンバーズの子供たちの仲間であったアキラは、30年近くに渡って軍が巨費を投じ封印し続けている、謎の存在だった。一方、ラボを訪れた大佐に対して、予知能力を持つキヨコは、アキラの目覚めとネオ東京の崩壊が間もなく起こることを告げる。 ナンバーズとミヤコの教団のつながりを掴んだ隊長は鉄雄に指示を請うが相手にされず、独断で兵を率いてミヤコの教団と激しい戦闘となる。その最中、薬物の摂取を止めて苦しみに耐える鉄雄は、大佐が再び放ったSOLのレーザーに刺激され、能力の爆発的覚醒を起こして空中へと飛翔し、光を集める。

金田はアキラの力に巻き込まれる中で、幼いころの鉄雄の記憶を見る。そしてナンバーズから、人々の間にもアキラの力の目覚めが始まっていることを知らされた金田は、鉄雄がナンバーズとアキラによって、別世界へ運ばれていくのだった。 ネオ東京の廃墟では、切り札であるSOLの発射ボタンを持って単身で鉄雄に挑む大佐、鉄雄は「鉄雄は、一言も発さず感情を表さないアキラをいぶかしみ、アキラの心の中を覗いて激しいショックを受ける。アキラとは何なのかを問うため、鉄雄はミヤコの下を訪れる。自らもナンバーズであるミヤコはプロジェクトの全容を語り、アキラに近づくことができるのは鉄雄しかいないと説く。 課題曲を吹いてみた!vol.24 2019課題曲2 マーチ「エイプリル・リーフ」【アクアミューズ#063】 - Duration: 3:57. 2020年07月27日 (日)わだい人気記事ランキングNHKの音楽番組『クインテット』アキラさんがファンアートを完全再現!まさかの流れに驚きや番組を懐かしむ声も2003年4月7日から2013年3月30日までNHK教育テレビで放送された音楽番組「クインテット」。番組名を聞くと懐かしい〜!と感じる方も多いのではないでしょうか。 そんな「クインテット」に出演されていたアキラこと宮川彬良さんのTwitterが大きな話題になっています! きっかけは、ぐれーともすさん(  このイラストが拡散されると、ご本人まで届き…。  なんと、アキラさん本人がイラストを再現! 自身が出演されるコンサートの告知とあわせて「スタイル参考にさせて頂きましたー!」とツイート。仕事が早いだけでなく、ちゃっかり宣伝しちゃうアキラさん、凄すぎます。  イラストを逆輸入するというまさかの流れに、Twitterでは「この流れほんとすき」「面白すぎる」「ステキです」といった声や「懐かしい」「クインテッドみてたなー」といった懐かしむ声も。 アキラさんのユーモラスでお茶目な一面にもなんだか和んでしまいますね。 今回の件で興味を持たれた方は、ぜひ1月13日に開催されるコンサートに足を運ばれてみてはどうでしょうか?      あなたにおすすめなるべくマイナスは悪質なコメントのみに対してのみ押してください写真の人形をみて、ハッチポッチステーション!って年代です。 ホンダの250ccスクーター「FUSION」をベースにした、カスタムコンプリートバイクが「才谷屋Factory」から販売されていた。また、バイク本体を含まない外装キットのみの販売もあった。 アキラ用の冷凍封印カプセルにカオリの遺体を運んだ鉄雄の前にケイが現れるが、鉄雄の体の中では再び能力の暴走が始まろうとしていた。アキラも鉄雄に共鳴するかのように地下施設に足を向け、アキラの後を追う金田らも鉄雄がその先にいることを察知し、竜やチヨコらと合流して地下に向かう。 廃墟の谷間をバイクで疾走する金田とケイを、山形と鉄雄の幻が追い越してゆき、崩壊したネオ東京が蘇るビジョンと共に物語は終わる。