2019/04/23 音楽は一生続けることのできる趣味です。大人になり、経済的にも時間的にも余裕ができたことで、趣味として音楽をはじめたいという方も増えています。中でもアコギは年齢を問わずはじめやすい楽器のひとつです。そこで、これからアコギを手にして音楽を楽しみたいという方も多いのではないでしょうか?そこで、今回はアコギを始める前に押さえておきたい基本的な知識や、練習方法をご紹介します。これから始める方はもちろん、初心者の方にも参考にしていただければ幸いです。初心者にオススメのEYS音楽教室の無料体験レッスンの様子はこちら。併せて読んで参考にしてみてください!もくじアコギという楽器の存在は知っていても、実際にはどのような楽器なのかわからないという方も多いかもしれません。そこで、まずはアコギとはどういった楽器なのかといった基礎知識を解説します。アコギは弦楽器の一種で、弦の振動を木製のボディで増幅して音を鳴らす楽器です。さまざまな奏法がありますが、基本的には利き手で弦を弾き、逆の手で指板を押さえることで演奏されます。アコギの起源には諸説がありますが、スペインにルーツを持つという説が有力です。現在では6本の弦を持つものが一般的となっていますが、もともとはヴァイオリンやチェロなどと同じように4本弦のものが主流でした。16世紀に5本弦のものが増え、18世紀頃には6本弦のギターが誕生し、チューニングなども現在と同様となります。つまり、現在の形になってからで考えてもアコギは200年以上の歴史を持つ楽器であるということになります。アコギにもいくつかの種類があり、詳しくは後述しますがそれぞれ奏法や役割は異なります。いずれにしてもコードストロークやアルペジオによる伴奏から、リード、そしてソロ演奏にも対応できる楽器です。バンドにおいてもアコギが持つ役割は非常に幅広く、音楽的にもサウンド的にもさまざまなアプローチができます。そして、ソロ楽器としても魅力的で、クラシックのみでなくポップスなどの楽曲も独奏で楽しめます。さらに、ギターで伴奏しながら自信で歌う弾き語りにも非常に適した楽器です。最近では純粋な生ギターのみでなく、サウンドはそのままにピックアップやマイクなどで音を増幅できるエレアコなども登場しており、活躍の幅もさらに広がっています。続いては、アコギを構成するパーツや各部位の役割をご紹介します。実際に手する前に覚えておくようにしましょう。ヘッド部分の取り付けられたパーツで、弦巻とも呼ばれます。その名の通り、弦を巻き固定し、チューニングするという役割があります。一般的なアコギの場合、低音弦側と高音弦側で左右に3つ配置されています。ペグから伸びる弦をヘッド側で支えるパーツです。樹脂や牛骨、象牙などさまざまな素材のものがあり、材質によって音も変化します。使用する弦の太さに合わせて調整する必要がありますが、初心者の方には難しいため、楽器店やリペアショップなどに依頼するのがおすすめです。指板に取り付けられた金属パーツで、ギターならではのサウンドの決め手であり、初心者の方でも正確な音程での演奏を可能としてくれます。大きさや材質にはいくつかの種類があり、それぞれサウンドやプレイアビリティを左右します。ボディ側で弦を支えるパーツです。アコギの場合、木と樹脂や牛骨、象牙などを組み合わせたものがボディに直接接着されているのが一般的です。エレアコの場合、ブリッジに振動を拾うピエゾピックアップが搭載されているものもあります。ボディの中央付近、弦の下に開けられた穴がサウンドホールです。真円形のものが一般的ですが、楕円形のものや三角形のものもあります。先ほども触れましたが、アコギにはいくつかの奏法があります。ピックを使うこともあれば、フィンガーピッキングも一般的です。フィンガーピッキングにもさまざまなスタイルがあり、爪を使ってプレイすることもあれば、指に専用のピックを取り付けたり、人によっては指そのものでピッキングをするケースもあります。コード弾きの場合、アコギはストロークのみでなくアルペジオとも非常に相性のいい楽器です。さらに、近年では弦を叩く、引っ張って弾くといったスラップ奏法を取り入れるギタリストも増えました。コードについてはあらゆる音楽で共通していますが、まずはメジャーとマイナーの3コードを覚えることで、いろんな曲を演奏できるようになるでしょう。アコギをはじめるにしても、まずは自分の楽器を手に入れなければなりません。ですが、単にアコギと言ってもさまざまな種類のものがあります。そこで、ここからアコギの種類やそれぞれの特徴、そしてメーカーなどについてもご紹介しましょう。まずは、アコギの種類とそれぞれの持つ特徴をご紹介します。その名の通り、クラシックでも使用されるギターです。かつては鯨のヒゲを弦として使用していたこともあり、ガットギターとも呼ばれます。現在ではスチール弦とナイロン弦を張ったものが一般的です。優しいサウンドが特徴的で、主にフィンガーピッキングで演奏されます。クラシック以外では、フラメンコやボサノヴァなどでも活躍しているタイプです。スチール弦を張ったアコギで、ロックやポップスなどで使用されることが多く、私たちにとってもっとも身近なギターのひとつです。上記のクラシックギターと比較すると、ボディが大きなものが多く、パワフルなサウンドを楽しめます。現在、アコギの中でももっともスタンダードなもののひとつということもあり、多くのメーカーで製造・販売されています。エレアコはエレクトリックアコースティックギターの略で、アコギの音をそのまま電気的に増幅してアンプから出力します。振動を直接拾うピエゾピックアップを搭載したタイプ、サウンドホール内に取り付けられたマイクから音を拾うタイプの2種類が一般的ですが、中には両方のサウンドをミックスできるものもあります。アコギは人気の楽器だけあって、さまざまなメーカーで製造・販売されています。そこで、ここではアコギの代表的なメーカーや特徴についてご紹介しましょう。アメリカを代表するアコギメーカーです。長い歴史を誇り、多くのトップアーティストに愛用され続けてきました。現在でもマーチンにこだわり続けるギタリストも多く、まさにアコギのトップメーカーのひとつと言っていいでしょう。もともとは高級モデルは中心のブランドでしたが、ここ10年ほどで廉価モデルも発売されるようになり、10万円以下でも購入できるようになっています。老舗ブランドですが、伝統的なギターだけでなく新素材の導入にも積極的なメーカーでもあります。マーチンと並んで、アメリカを代表するアコギメーカーとして知られているのがギブソンです。古くからさまざまな弦楽器を製造しており、近年ではアコギやエレキギターが主力となっています。メインはJ-45やJ-50などのジャンボボディを持つギターで、パワフルなサウンドが特徴的です。ギブソンは比較的高価なモデルが中心のため、価格は20万円以上からになります。日本を代表する楽器ブランドで、ピアノでは世界的にもトップクラスのシェアを誇るのがヤマハです。総合楽器メーカーで、さまざまな楽器を製造しています。ヤマハはアコギでも高く評価されており、国内はもちろんのこと、海外でも多くのトップギタリストに愛用されています。スタンダードなアコギのみでなく、エレアコなども数多く製造しており、特にコンパスシリーズは非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。こちらも日本のアコギメーカーで、プロギタリストの間でも非常に高い評価を誇ります。ヤマハと同様に、エレアコも得意としており、高性能なピックアップやサーキットを搭載したモデルも多く、幅広いサウンドメイクが可能です。ある程度自分の欲しいギターが見えてくると、いよいよ購入することになるかと思います。そこで、悩みとなるのが購入方法です。今日ではさまざまな方法でアコギを購入できるようになりました。もっとも一般的なのは楽器店などの実店舗で購入するという方法。現物を実際に確認し、試奏した上で購入できますので安心です。また、アコギに詳しいスタッフに相談しながら選べるという点も初心者の方には大きなメリットのひとつです。ただ、楽器店まで足を運ぶ必要があります。都市部であればいくつもの楽器店が近くにあるでしょう。ですが、地方では最寄りの楽器店までかなり距離があるというケースも。この点がデメリットでしょう。続いて、ネット通販であれば直接楽器店まで足を運ぶ必要はありません。また、全国の楽器店の中から選べますので、選択肢も広くなります。また、価格を比較して最安値で購入することも可能です。ただし、事前に現物を確認することはできませんので、実際に届いてみたらイメージと違っていたというケースもあります。特に初心者の方はあまりギターに触れた経験がない方も多いので、理想的なギターを手に入れられない可能性が高くなります。この他にもネットオークションなどで中古品を購入するといった方法もあります。この方法の最大のメリットはより安価にアコギを購入できるという点です。同じ予算でもワンランク上のものを選択肢に加えることができるでしょう。ですが、初心者の方の場合、状態の見極めが難しいこともあり、あまりおすめできません。もし、中古で購入するのであれば専門店が無難です。アコギをはじめる際に、本体が必要なのは当然として、その他にもいくつか揃えておきたいアイテムがあります。そこで、ここではアコギ本体以外に必要なアイテムをご紹介しましょう。まずは、最低限これだけは揃えておきたいアイテムをピックアップしてご紹介しましょう。どんなにいいギターでも正確にチューニングができていなければまともな演奏はできません。そこで、チューナーは必須アイテムです。直接アコギの音を拾うタイプのものでも問題ありませんが、ヘッドに取り付けるクリップタイプのものであれば、スタジオなどの騒がしい場所でも正確なチューニングが可能です。アコギを立てておくためのスタンドも必須アイテムのひとつです。さまざまなタイプのものがありますが、スタジオやギター教室に持ち運ぶことも考えると折りたたみ式のコンパクトなものがおすすめです。ギターの弦は一度張ればずっとそのままでいいというわけではありません。それほど弾く頻度が高くなくても、自然と劣化してしまうものです。また、演奏中に突然切れてしまうケースもありますので予備の弦は必須です。弦の太さはサウンドやプレイアビリティも影響しますので、自分に合ったものを選びましょう。初心者の方の場合、弾きやすさを重視してやや細めのものがおすすめです。ピックも必須アイテムのひとつです。サイズや硬さなどさまざまなものがありますが、初心者の方の場合、コントロールしやすいトライアングル(おにぎり)型のハードタイプがおすすめです。最低限必要な必須アイテムを揃えたら、続いてあると便利だったり、より練習を効率的にしてくれるアイテムをご紹介していきましょう。自宅練習のみであればそれほど必要性は感じないかもしれませんが、スタジオやギター教室などに通うのであればケースは必要でしょう。アコギを購入した際にケースは付属している場合も多いので同時に購入を検討している場合は確認しておきましょう。ケースには大きく分けて、保護性能が高いハードケースと、軽量で使いやすいソフトケースの2種類があります。さらに、最近ではその両方の長所を併せ持つセミハードケースなども登場していますので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。リズムトレーニングに欠かせないのがメトロノームです。最近では安価でコンパクトな電子メトロノームなども登場しており、さまざまなリズムにも対応できますのでおすすめです。自分の演奏を実際に聴いてみることも上達のポイントです。演奏中はプレイに夢中になってしまい、冷静に音を聴くことができないものです。そこで、一度録音して客観的に聴いてみると弾けていない部分などもはっきりと見えてきます。専用のレコーダーが理想的ですが、スマホのレコーダーアプリなどでも代用可能です。初心者の方がいろんな曲をプレイする際に便利なのがカポタストです。ネックの取り付けるだけでキーを自在に変更できます。ネックに巻き付けるゴムタイプのものや、簡単に取り付けることができるクリップタイプなどさまざまなタイプがありますので好みに合わせて選びましょう。アコギをはじめてみたはいいものの、なかなか上達できずに悩んでいる方も多いようです。そこで、ここでは効率的に上達できる練習方法をご紹介しましょう。アコギに限らず、どんな楽器でも基礎練習は重要です。アコギの場合、ネックが太いものも多いので運指やコードの押弦で苦労する方も多いでしょう。そこで、正確な運指・押弦ができるように、さまざまなポジションの単音フレーズから練習していきましょう。ポイントは速く弾くことよりも、正確に押弦を意識することです。どんなに速く弾けてもしっかり押弦できていなければ綺麗な音は出せません。なので、焦らず正確に押弦できるように繰り返し練習しましょう。実際に曲を弾いてみるのも大切な練習方法のひとつ。ギターの場合、一目で押弦するポジションがわかるTAB譜が一般的です。アコギ向けのTAB譜は楽器店や大型書店などでも購入できますし、最近ではコンビニで楽譜をプリントできるサービスなども登場しています。ギターは独学でも十分に上達できる楽器のひとつです。ですが、まったくの初心者の場合、何をすればいいのかわからないという方が多いでしょう。早く上達するためには効率的な練習が重要です。そこで、教則本や教則DVD、そしてウェブ上の教則動画などをうまく活用しましょう。ポイントは自分が演奏したいジャンルのものを選ぶことです。教則本ひとつを取ってみても、さまざまなジャンルのものが存在します。その中から、できるだけプレイしたいジャンルやスタイルのものを選ぶことで、より効率的な練習ができるでしょう。最近ではアコギの練習に役立つアプリも登場しています。実際に音を確認しながら譜面を表示できるものや、録音までできる高性能なものもあり、うまく活用できればより効率的に上達できるでしょう。冒頭でも触れましたが、近年では大人になってアコギをはじめる方も増えています。そこで、大人向けのアコギ教室も多くなりました。EYS音楽教室もそのひとつです。そこで、EYSアコギ教室の特徴や魅力をご紹介しましょう。EYSでは自由にスケジュールを組んでレッスンを受けることができます。仕事の都合で、いつも決まった日時にレッスンが受けられないという方も多いでしょう。EYSであれば変則的なスケジュールでのレッスンにも対応していますので安心です。また、急な予定変更などによるキャンセル時も無料で補講を受けることができます。せっかくアコギ教室に通いはじめてみたものの、レッスンが楽しくなければ続けることは難しいでしょう。そこで、EYSではレッスンの内容に不満があれば別の講師で受け直すことができるENJOY保証というシステムを導入しています。レッスン後にメールで内容評価を送信できますので、気兼ねなく本音を伝えられるのもポイントです。先ほども触れましたが、実際に曲を弾いてみることもアコギ上達のポイントです。そこで、ここではアコギ初心者にぴったりな練習曲をご紹介しましょう。日本を代表するアコギの名手として知られる山崎まさよし。そんな彼のブレイクのきっかけとなった1曲です。アルペジオとストローク中心で構成されている曲で、コード進行もそれほど複雑ではありませんので初心者の方の練習曲にもおすすめです。山崎まさよしの楽曲では「One more time, One more chance」も同様にアルペジオ中心に組み立てられた曲で、初心者の方の練習にぴったりです。映画の主題歌として大ヒットした秦基博の代表曲です。ゆったりとしたテンポのフィンガーピッキングによるアルペジオ中心で構成されています。アコギのみの練習曲としてはもちろんのこと、弾き語りの練習としてもおすすめです。日本のフォークソングといえば、この曲を真っ先に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?オリジナルはもちろんのこと、多くのアーティストにカバーされ、歌い継がれている名曲です。コード進行もシンプルで、それほど難しいコードチェンジなどもありませんので初心者の方にもおすすめです。ギターの神様とも呼ばれるエリック・クラプトンのアコギによる名曲です。一見難しそうに聞こえるかもしれませんが、フレーズそのものはシンプルですので、セクション毎に分けて練習してみましょう。フィンガーピッキングの練習にぴったりな1曲となっています。この曲はもともとエレキギターで演奏された曲ですが、アコギにもフィットするフレーズが中心のため、弾き語りの定番曲にもなっています。アルペジオを織り交ぜたストロークとなっていますので、最初は少し難しく感じられるかもしれませんが、多くのテクニックを学ぶことができる1曲です。せっかくアコギをはじめても挫折してしまっては意味がありません。そこで、ここでは挫折しがちなポイントと、克服する方法をご紹介しましょう。アコギ初心者の多くが経験するのが、コードが巧く押さえられないという悩みです。特に人差し指ですべての弦を押さえるセーハができずに挫折してしまう方が多いようです。うまくコードが押さえられない場合、フォームに問題があったり、力任せに押弦しようとしているケースが多いようです。なので、フォームをしっかり見直し、余計な力が入っていないかをチェックしてみましょう。一度コツを掴めれば案外簡単に弾けてしまうものです。コードがなかなか覚えられないことが悩みになっている方も多いでしょう。単純にフォームを覚えようとすると、コードの数は膨大なものに感じられてしまいます。そこで、コードがどのような音で構成されているのかを覚えるようにしましょう。すると、ひとつひとつのフォームを覚えなくても指板上でコードを探せるようになります。使用頻度の高いコードのみフォームを覚えて、あとは自分でコードの音を探すようにするのが効率的です。最初は毎日練習をしていても、なかなか上達できないとモチベーションが下がり、いつの間にかギターに触れることがなくなってしまうという方も多いようです。モチベーションを保つ方法としては、アコギ教室に通ったり、バンドに参加してみることが効果的です。1人ではどうしてもモチベーションを維持できないという方は検討してみましょう。せっかく手にいれたギターですので、できれば長く使い続けたいものです。アコギは適切にメンテナンスできれば何十年でも使い続けることができます。そこで、最後にアコギを長く使うためのメンテナンス方法をご紹介しましょう。自分でできるもっとも簡単なメンテナンスといえば、練習を終えたらボディや指板を綺麗に拭くことです。ちょっとしたことですが、皮脂などの汚れがボディやネック、指板などに付着したままになると塗装や金属パーツ劣化の原因となります。また太めの弦を使用している場合、弦を張ったまま長期間放置するとボディのトップ浮きやネックの反りやねじれの原因となります。なので、長期間弾かない場合は弦を少し緩めるようにするのがおすすめです。ただ、保管時の弦の状態に関してはメーカーによっても異なりますので、事前に確認しておくようにしましょう。正しくメンテナンスすることができれば、アコギに愛着も湧きますので練習へのモチベーションアップにも繋がります。楽器を大切にすることも、上達には欠かせないのです。