btraxはデザインサービスを通して企業の事業創出とトランスフォーメーションを実現します。 アメリカでNexflixオリジナル番組が放送されてから、瞬く間にスターダムにのし上がったKonMariこと近藤麻理恵氏。もともとアメリカ向けに出版、講演など地道な活動を行ってきたが、彼女はどのようなアメリカ向けローカライゼーションを行ってきたのかに迫る。 San Francisco Tokyo Tokyo 3分でイノベーションするニュースレター!

アメリカで今一番ホットな日本人はおそらく、片付けコンサルタントの2019年1月にアメリカの動画ストリーミングサービスアメリカのコミュニティ向けサービスを行う非営利団体のさらに最近では彼女はなぜここまで広がることができたのか。もちろん彼女の片付けコンサル手法であるこんまりメソッドが多くの困りごとを解決する優れた商品だったのだろうが、この社会現象を紐解くと彼女が(主にアメリカで)成功するまでにまずは日本で生まれ育った彼女が、アメリカでここまでのトレンドになるまでの歴史を振り返る。彼女のキャリアは幼少期から始まっていたようだ。5歳の時には主婦層向けの生活雑誌ESSEを愛読し、片付けに関する研究を進め、大学在学中には片付けコンサルティングを仕事として開始。そのころに彼女独自の片付け方法である「こんまりメソッド」を発案したそうだ。大学卒業後は株式会社リクルートエージェントに就職したが、退職を機に片付けコンサルティング業に専念され、それ以降の活動と活躍は以下の通りだ。現在彼女はアメリカに移住しており、こんまりメソッドを使った片づけレッスンを提供する「こんまり流片づけコンサルタント」の育成も強化している。日本を含め世界30カ国以上ですでに約300名が布教活躍中である。このようにみていただいてもわかる通り、アメリカには2014年本格的に進出し、ここまでの成功を納めた、まさにこんまりメソッドはユーザー(クライアント)の状況も理解して、コンサルティングをしている。例えば日本の場合、片付けの背景にある多くの悩みは家が小さく、十分なスペースがないという悩みもあったという。なので片付けの際にスペースの有効活用ができるメリットは大きい。一方でアメリカでは日本よりも住宅は大きく、スペースが主な問題になることは日本より少ないと考えられる。ゆえにアメリカ市場に向けて「狭い空間を利活用できる」という同じメッセージを押し出しても日本と同じ結果は得られない。むしろ、アメリカの一般的な家庭は、スペースこそあるものの、子供のおもちゃが日本の家庭よりも多いと彼女はいう。基本的にアメリカの方がモノが多くなりすぎているという悩みがはびこっているようだ。このように、なぜこんまりメソッドを必要としているのか、ニーズの背景を理解することでユーザーへのメッセージやアプローチを変えていけると考えられる。アメリカで配信されている彼女のNetflix番組を見ていると、禅の精神やスピリチュアルさを感じるシーンが多々ある。筆者が日本でこんまりメソッドを知った時には全くなかった印象だ。片付けの依頼人と一緒に、掃除する前に正座して、部屋に向かってお辞儀をする。この姿はなかなか趣あるシーンに仕上がっていると感じる。実際にアメリカの多くのメディアがこんまりメソッドと日本の禅や仏教などの精神と絡めて、その良さを語っている。アメリカなど西洋の文化の人や日本文化に馴染みのない人にとって、日本の文化が影響したこんまりメソッドは一風変わった、自分たちも取り入れて見たいと思うものだったのではないだろうか。この様ははまるで、日本の消費者が「海外セレブが使うXX」「海外発」といったものに魅力を感じるもののアメリカ版に近いのかもしれない。また、こういった禅の精神やスピリチュアルな感じは、彼女の本のデザインにも見ることができる。以下は日本(左)とアメリカ(右)のブックカバーデザインである。日本では魔法のような片付けということで魔法使いがデザインされている。それに対してアメリカ版は青空に日の丸を思わせる赤い丸のデザイン。アメリカ版タイトルにもMagic(魔法)とあるが、日本語とは若干異なり、魔法使いに限らず、マジシャンも連想される。また、魔法使いは悪行に魔法を使うという印象も強いため、魔女をデザインすることは誤解を招きかねない。その代わりアメリカ版は、禅のようなメディテーションをしたあとの爽やかさに近い感覚を持てるのではないだろうか。こんまりメソッドを通して片付けし終わったあとの感覚を表しているとでもいう感じだ。ちなみにこんまり本は40以上の国で翻訳・発売されているが、そのデザインはほとんど異なっている。彼女のアピアランスはかなり徹底されている。まず服装。彼女はファッションの中に必ず白を取り入れている。片付けコンサルとしてクリーンなイメージを保ちたいからだそう。日本でコンサルしていた際は黒いジャケットをきているシーンもあったが、Netflix番組では一度も見ない。また、彼女は必ずスカートを履いている。彼女自身がズボンにときめかないかららしいが、着ないものを決めることでよりこんまりスタイルが確立しているように思う。いつも〇〇を着ている人というのはその人物をキャラクター化・ブランド化しやすくなり認知に繋がる。(ドナルド・トランプ大統領にも片付けコンサル。特徴を捉えている)服装のスタイルとしては、非常に日本人らしい。筆者はサンフランシスコに住んで約4年。アメリカのファッションスタイルに関してもリサーチをしたことがあるが、日本ぽいスタイルという風に位置付けることができると思っている。これは結構日本のキュートな雰囲気を受ける。面白いのは彼女の、片付けコンサルタントとキュートキャラのバランスだ。白でクリーンなイメージを保ちつつも、日本っぽいキュートなキャラクターも垣間見せる。(こういった可愛いらしい動作やこけておっちょこちょいだったり、高い声を出して驚いたりするシーンも流れる。また、彼女のメイクもキャラクターをはっきりさせたのと、アメリカの思うアジアらしさを強調させたように感じられる。もちろん彼女自身が30代の女性になったという部分もあるが、それ以外に加えられた変化もわかる。一番わかりやすいのはつけまつげ。片付けコンサルティングとして、シンプルに、クリーンなイメージを強く押し出しているので過度なメイクは好まないはずだが、つけまつげは例外だったようだ。これは目元をはっきりさせ、コンサルタントとしてはっきりと意見をいい、アドバイスできるような印象を多少なりとも持たせることができるのではないだろうか。少なくとも日本時代の写真では子供がアメリカに迷い込んだとも思われかねない。個人の主張をはっきり伝えることが多いアメリカでは、コンサルタントという立場上、プラスに作用したアップデートだったように思う。また、歯並びも整っている。アメリカでは歯科矯正が日本よりも一般的だ。さらにテレビに出る人ともなれば一層ケアをしている。彼女の歯も、片付けコンサルタントとして、アメリカで人目にでる人として歯科矯正をすることは納得の行動だ。ちなみにアメリカで生まれ育ったbtrax社員に彼女のアピアランスが「アメリカ化」していると思うか否か聞いたところ、そもそも「アメリカ化」したアピアランスが様々ありすぎるということもあったが、総じてメイクに関しても、全てアメリカの真似をする訳でもなく、日本をそのまま持っておく訳でもない、バランスよく、キャラクターがわかりやすくなるようなローカライズがなされていた。今回は彼女の今までの成功からアメリカ市場に向けたローカライズのヒントをまとめた。彼女自身もここまでのヒットに驚いているそうで、いくら当事者が新しい市場に向けて準備をしても結局正解はユーザーによるところが大きいことがわかる。もちろんリサーチなどから自分たちの仮説を持っておくことも必要だが、必ずユーザーに向けてテスト・検証する必要がある。また、ローカライズは現地に完全に合わせるか、もしくは既存のものを残すかのバランスが問われる。彼女の場合はアメリカ市場にとって意味が通じない、響かない、誤解を招く可能性があるものは変更し、日本的な部分やキャラクターなどはより濃くして残した部分もあった。このバランスにも正解はないためとにかくユーザーに試してもらい、btraxではサンフランシスコのテクノロジーや新しいサービスに対して感度の高いユーザーにテストを繰り返すことで、商品のマーケットフィットからサービス開発、プロモーションなど行っている。日本とアメリカの文化やデザインへの理解と共に、一貫した海外展開向けマーケティング戦略が強みだ。ご興味をお持ちの方は、お気軽にここからは筆者の妄想も含むが、彼女の今後の活動からも目が離せない。注目の点は3つある。①はこんまりメソッドが、スタートアップが活用するベンチャーキャピタルとの接触が増えている中、彼女がスタートアップに対して片付けコンサルする日はそう遠くないのでは。②に関してはすでにアパレルD2Cブランドの③実はすでに巨大なコミュニティを抱えている。こんまりメソッドサーティフィケートプログラムを受講することで、公認片付けコンサルタントになることができる。公式ウェブサイトでは公認コンサルタントを探すことができ、2019年4月現在、すでに231人(英語圏と見られる)のコンサルタントが登録している状態だ。さらにコンサルタントたちはそれぞれのストーリーを動画としてサイトに載せている。さらにインタラクティブな要素が加われば、今後、KonMariコミュニティー向けの巨大プラットフォームになるのではないだろうか。KonMari帝国の今後が非常に楽しみである。参考:日米の言語/文化的背景を理解しローカライゼーションを提供するデザインエージェンシー、btraxがグローバルD2Cブランドの海外進出を支援いたします。グローバルブランド体験の構築、Webを含むUI/UXデザイン、グローバル進出マーケティングなど包括的なサポートをしております。イノベーション・シリコンバレーの主要ニュースをさっと

今回はこんまり(近藤麻理恵)英語力について調べてみました。こんまりは本当に大切なものだけを残すという「こんまりメソッド」という方法を確立し、一躍人気者となったね。こんまりの英語力は?こんまりはアメリカでプレゼンテーションを行っていますが、ア 2010年に発表した著書目次2017年に、世界中のスタートアップや一流企業が一堂に会する、世界最大級の映像・音楽・テクノロジーの祭典「日本の子供たちに、小さな社会に収まらず、世界を見て、グローバルな思考を持って将来活躍してほしいという思いから、英語ファミリーを立ち上げ、子供が英語・外国人にふれる機会を提供しています。英語イベントでは、1年目にして1,600名の方に参加いただきました。©Copyright2020 こんまりさんの英語力は? アメリカに拠点を移したこんまりさんですが、元々英語は話せたのでしょうか? プロフィールなどを調べてみたところ、留学経験や帰国子女であったというような記述は見当たり … アメリカでもさまざまな都市でセミナーや講演会を行っています。先日初めて、通訳なしで英語でスピーチ!なんとか終えましたが、まだまだ特訓が必要です…。片づけの研究と合わせて、がんばろう、と思っています。

こんまりさんは自身の英語力について. アメリカで知らない人はいないほど超有名人のこんまりは、英語でも片付けの法則を多く発信しています。 そんな「こんまりメソッド」を元に、「部屋を片付ける際の8つのコツ」を、英語を交えながらご紹介したいと思います。